シドニーのアンダーグラウンド・シーンから登場したKevin Stathis、Haydn Green、Luca Watsonの3人から成るShady Nasty。ジャズやクラシックの素養を背景に持ちながら、それをパンクの極限まで拡張した異質なサウンドで注目を集める彼らは、ライブハウスを拠点にカルト的支持を築いてきた。
King KruleやLow Lifeに通じる陰鬱さや鋭さを内包しつつも、それらを単なる影響源にとどめず再構築し、独自のサウンドへと昇華。初期EP『Bad Posture』『CLUBSMOKE』で早くも批評家から高い評価を獲得し、没入感のある世界観構築と一貫した美学を提示してきた。
デビューアルバム『TREK』では、港町特有の訛りや現実的な生活感を織り交ぜながら、シドニーで創造性を保ち生き抜く葛藤を描き出す。The PresetsのKim Moyesをプロデューサーに迎え、より実験的かつテクスチャー豊かな音像へと進化。ShameやSleaford Modsらとの共演を経て、ライブでは熱狂的なモッシュを生む圧倒的なエネルギーで支持を拡大している。