The Gem
Julia Jacklin
RELEASE: 2026.09.25
PRE ORDER
Other Media 輸入盤
4AD0942MC
〈4AD〉との契約を発表したオーストラリアが誇るSSW
ジュリア・ジャックリンの最新作アルバム『The Gem』がリリース決定!
ファースト・シングルをMVと共に公開!
オーストラリア出身のシンガーソングライター、ジュリア・ジャックリンの4枚目のスタジオ・アルバム『The Gem』が 2026年9月25日にリリースされる。本作は彼女にとって名門〈4AD〉からのデビューアルバムとなる。現在、1st シングル「Get Away From Me (I Think I'll Love You Soon)」がミュージック・ビデオと共に公開されている。
「Get Away From Me (I Think I'll Love You Soon)」は、80年代のジャングル・ロックと、彼女が愛したメルボルン・サウンドへの大胆で遊び心あるオマージュとなっている。彼女自身が制作したミュージック・ビデオは、『The Gem』の印象的なアルバム・カバー・アートを喜びにあふれた形で再解釈している。
『The Gem』について
「愛したいし、愛されたい。でも自由でもいたい... これらの緊張関係が、私の人生における中心的な問いだった」とジャックリンは語る。それが『The Gem』を貫くテーマでもある。
2017年にシドニーからメルボルンへ移住したジャックリンは、コリングウッドの裏通りにある小さなバーを発見した。バンドがダイニング・テーブルを脇に押しやり、床の隅でライヴをするような場所だった。街に知り合いは誰もいなかったが、この街を故郷にしたいと思っていた彼女は、そこへ通い始め、コンフォート・ゾーンから自分を押し出していった。ーーそのパブの名前が The Gem だった。
それから8年。いずれも高評価を獲得した3枚のソロ作品 ーー『Don't Let The Kids Win』(2016年)、『Crushing』(2019年)、『PRE PLEASURE』(2022年) を持つジャックリンは、4枚目の制作に取りかかろうとしていた。レーベルとの契約が切れ、マネージャーも探していた時期、彼女はメルボルンの自宅でのレコーディングを決意。それは、これまでで初の試みだった。
旧友で Rat Shack Studios のオーナー、ロバート・ムイニョスに声をかけた。そのスタジオは The Gem の上の階にある。友人のジェイコブ・ダイアモンド(g)、ミミ・ギルバート(b)、ジェス・エルウッド(ds)も招き入れ、パブの上にあるホテルの改装部屋という密な空間でレコーディングが行われた。宿泊施設を兼ねたバーだったため、隣人への配慮から深夜まで録音することはできず、サウンドの滲み出しも創造的な制約となった ーー 隣の美容室やタトゥー・パーラーへの足音、下の階のバンドやキッチン・スタッフの騒音。セッションの合間に気分転換が必要になると、下の階に降りて他のバンドの演奏を観に行った。彼女とバンドはレコーディングの前に、曲を試すための予告なしライヴも2回そこで行った。
2週間で一気に仕上げるつもりだったが、そうはいかなかった。実際には、ジャックリンが納得できるものに辿り着くまで1年近くの試行錯誤を要した。「 “The Gem”(宝石)は、このプロセス全体の比喩のように感じた。多くの部分がまるで掘削作業のようだった。ほぼ暗闇の中で作業しているような感覚で、ただ何かを見つけられると信じるしかなかった。」それは発掘、再生、自分の直感を信じること、そして人生を価値あるものにしてくれる人々や物事に囲まれることのイメージを呼び起こす。ソングライターが自分自身へと還っていく旅の、高らかな記録となった。
バンドは『The Gem』のセッション最終日に、お揃いのタトゥーを入れた ーー Jacklinが最も好きな宝石であるオパールを表す、小さな丸い円だ。ふさわしいことに、The Gem のバーテンダーの一人がそれを施してくれた。「本当に、みんなで何か特別なものを作り上げた感じがした。グループとして、それを記念することが大切だと感じた。みんなにこの小さな宝石が刻まれていて、良かったと思う。」