エルヴィスやロイ・オービソン、ハリー・ニルソンのように、人間の声の持つ力強さの中にある優しさを感じさせてくれる。
- ジェフ・トラヴィス、ジャネット・リー(Rough Trade Records)

魅惑的…錬金術のような、軽やかで自信に満ちたパフォーマンス。
- The Guardian

ライヴレビュー、★★★★★
- The Times of London

名門レーベル〈Rough Trade Records〉が送り出す、ロードアイランド出身で現在はロサンゼルスを拠点とする大注目の新星SSW、タイラー・ボールゲームが、待望のデビュー・アルバム『For the First Time, Again』を2026年1月30日にリリースすることを発表し、収録曲「I Believe In Love」をミュージック・ビデオと共に公開した。才能あるヴォーカリストによる素晴らしい楽曲がいかに人を感動させ、惹きつけ、鼓舞することができるのかを力強く示す本作には、クラシック・ロック、インディー、アメリカーナに根ざした12曲の精緻な楽曲が収録されている。彼のキャッチーなメロディが、聴き手を引き込んでいく。一度聴くだけで、「自分自身を信じる」という彼のメッセージが深く、そして広く響いてくる。



本日リリースされたアルバムのリード・シングル「I Believe In Love」は、ジョン・レノンとロイ・オービソンが融合したかのような、情熱にあふれた曲。同時に公開されたビデオは、ボールゲームの友人でありルームメイトでもあるジョーイ・カサーレとヴィクトリア・ガグネール・スタインが制作したものだ。ライヴ録音されたこの曲は、ボールゲームが初めてレコードになることをと明確に意識して書いた楽曲であり、それが自分の人生を変えることを知っていたという。「プロデューサーのジョナサン・ラドと出会った時に、彼から”世界一ビッグな曲を書け”と言われたんだ。そこでキッチンのテーブルに2日間座り込んで、この曲のパズルを組み立てた。それが愛そのものを愛すること、また愛によって愚かになる人間たちに捧げる讃歌になったんだ」と彼は語っている。

『For the First Time, Again』は、評価の高いインディー系プロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリストであるジョナサン・ラド(フォクシジェン、マイリー・サイラス、ウェイズ・ブラッド)とライアン・ポリー(ロサンゼルス・ポリス・デパートメント)と共に制作された。ラドとポリーは、”アナログ崇拝者”として知られており、ボールゲームの楽曲に独自の音響的彩りを与えている。推進力のあるアコースティック・ギター、ソウルフルなリズム、カラフルなキーボード、時折加わるホーン、そして豊かなハーモニー、これらすべてが60〜70年代のクラシック・アルバムと同じ録音技術によって表現されている。ドラマーのエイミー・アイリーン・ウッド(フィオナ・アップル)とベーシストのウェイン・ウィッタカーも、『For the First Time, Again』の脈動と個性に大きく貢献している。今作において、タイラー・ボールゲームと彼の才能豊かな仲間たちは、希望、受容、目が回るような幸福、そしてこれから待ち受ける困難な道のりへの支えを求めるすべてのリスナーに、喜んで助手席を差し出してくれる。癒しをもたらすには、「経験そのものへと溶け込む必要がある」とボールゲームは語る。美しいメロディ、賢明な祈りのような言葉、抑えきれない──ときにいたずらっぽい──精神の寛大さ、そして「あの声」。『For the First Time, Again』は、それ自体が驚くべき体験なのだ。

タイラー・ボールゲームによる待望のデビュー・アルバム『For The First Time, Again』は、CD、LP、デジタル/ストリーミングで1月30日(金)に世界同時リリース。国内流通仕様盤CDには、解説書が封入される。輸入盤はCDとLPが発売され、数量限定のオレンジ・マーブル・ヴァイナルも発売される。