大阪・南船場に出現した期間限定の『BEATINK Listening Space』。

ここでは洗練された空間の中、「曇りなき正確な音」を極限まで追求するスピーカー・ブランド　BWVによる極上のリスニング体験が味わえる。もちろん会場には、BEATINKの取り扱う膨大なカタログ〜新譜レコードが並び、レーベル/アーティストの特別なアパレルやグッズも週ごとに展開されている。

そんな音楽カルチャーを愛するすべての人に向けた当会場へ、大阪シーンで重要なゲストを迎えてBEATINKの発信する音楽について話を伺った。

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ー そこで聴く、そこのための音楽が、新鮮で刺激的で気持ちが良くいい気分になります。...

***Artist・Art Director/YOSHIROTTEN
ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、 都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の異なる領域を往来するアーティスト/アートディレクター。自身とTAKAKAHN氏による音楽ユニット・YATTとしても活動を再開したYOSHIROTTEN氏は、ここ10年くらいアンビエントやエクスペリメンタルなレコードを重点的に購入している。
コロナ禍による中止を乗り越えて、2024年に日本で初の開催となった「Bonobo presents OUTLIER」では、同じくコロナ禍である2020 年初頭に制作を開始したアート・プロジェクト「SUN」より、特別な映像作品を上映した。
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【YOSHIROTTEN/BEATINK 推薦レーベル】

ー 十代の頃から 〈On-U Sound〉や〈Warp Records〉が大好きでしたし
僕らがパーティーを始めた当初〈Domino〉、〈Rough Trade〉もよくかけていました。
近年だと、リリースの数がすごい〈Ninja Tune〉や、インディーシーンのSo Youngなどが気になっています。

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【YOSHIROTTEN/Beat Records 最新カタログ推薦盤】

Mark Pritchard & Thom Yorke『Tall Tales』
ー もともと Jonathan Zawadaのアートワークや彼を取り巻く音楽シーンが大好きで
日本では一緒にグループ展に参加したことも2回ほどあります。
彼が近年 Mark Pritchard との実験的な映像をやっていたのは見ていましたが
さらにトムヨークが参加したこのアルバムは必聴、いや『必観』であります。



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【YOSHIROTTEN/Beat Records 旧作カタログ推薦盤】

Brian Eno『Small Craft On A Milk Sea』
ー Enoの最新の映画を見てから
彼の制作プロセスや好奇心により共感しました
改めて昔の音源を聴き直してみるとアーティストの気分や感情と機械、テクノロジーをどう扱うかを時系列で楽しむことができます



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そんなYOSHIROTTEN氏の推薦盤からは、レディオヘッド、ザ・スマイルのフロントマンであるトム・ヨークと、先駆的プロデューサー、マーク・プリチャードのデュオが〈Warp Records〉より放った『Tall Tales』を、実際にBWVのスピーカーを通して試聴してもらった。本作は、YOSHIROTTEN氏とグループ展でもコラボを重ねたシドニー拠点のアーティスト/グラフィックデザイナーであるJonathan Zawada氏によって映像化も行われ、圧倒的でハイパーリアルなヴィジュアル体験を生み出している。

ー ゴリっとお腹にくるんだけどスカッと抜けてくれるような心地よさを感じました。
大きいスペースでも聴いてみたいです。

当会場「BEATINK Listening Space」では、坂本龍一が監修し、最高峰の音響設備を誇る109シネマズ・プレミアムや、大阪の新名所 「VS.」にも設置されている国産スピーカー・ブランドBWVの協力のもと、大型3ウェイスピーカーシステムに加え、サブウーハーを2台導入し、今まで聴いた事のない、心を揺らす超低音までが余す事なく体験できる。

国内外で躍動する第一線のアーティストとして、20年間に渡って世間を魅了してきたYOSHIROTTEN氏は、音楽にも明確に軸足を置いている。YATTとしても活動し、過去にもARTと音楽を土台に様々な表現活動を行ってきたYOSHIROTTEN氏にとって、今、一番ホットな音楽シーンを伺った。

ー 自分たちで生み出す音楽が一番面白いです。
展覧会のたびに TAKAKAHNを始め音楽家の方とセッションをしながら
音とアートがある空間を作っています。
そこで聴く、そこのための音楽が新鮮で刺激的で気持ちが良くいい気分になります。

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Artist・Art Director/YOSHIROTTEN
1983年生まれ。ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の領域を往来しながら活動しているアーティスト。国内外のミュージシャンや欧米ラグジュアリーブランド、現代美術フェアから東京のアンダーグラウンドクラブまで幅広いクライアントを持つアートディレクターでもある。クリエイティブスタジオYAR代表。国内外で躍動してきた20年間を経て、2018年の「FUTURE NATURE」ぶりとなる大きな個展を2026年に東京で開催予定。YOSHIROTTEN氏にとって、「とても大事な音楽の要素もふんだんに盛り込む予定」だと語られる本展示が、今から楽しみで仕方ない。

HP : www.yoshirotten.com
Instagram : @yoshirotten

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BEATINK Listening Space
住所: 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4-13-12 南船場OMビル 3F
開催期間: 2025年6月6日(金)〜9月28日(日) ※定休日有り。
営業日時詳細はBeatink.comと各種特設SNSをご確認ください。

Instagram : @beatink_listening_space
X : @Beatink_LS