京都を拠点に国内外問わず現代アートや舞台芸術、インスタレーションから映画音楽まで幅広く活躍する音楽家、原 摩利彦。
久石譲、チリー・ゴンザレスらを彷彿とさせる叙情的なピアノ演奏のイメージも強い原だが、そのもう一つのアイコンともいえるフィールドレコーディングや電子音、楽器の音色を共存させることで作り上げられた特徴的なサウンドセンスが際立つ新曲「Vibe」を最新アルバム『PASSION』から先行解禁!
Apple Music:
https://music.apple.com/jp/album/vibe/1502538679?i=1502538689
Spotify:
https://open.spotify.com/track/6bKBOOK1MamN7s6FH9Bjko?si=7ckpbQszQkygFhONhi_bFg
故ヨハン・ヨハンソンが残した名盤『オルフェ』を手がけた名手フランチェスコ・ドナデッロをマスタリングエンジニアに迎え、丁寧に紡ぎ出された音に、さらなる深みと生命力を与えた本作。その中でも、一曲の中で様々な表情をみせる「Vibe」では、その音響の広がりをより強く感じられ、来たる待望の最新作『PASSION』の全貌への期待が一層高められる。
待望のソロ作品『PASSION』は、6月5日(金)リリース!心に沁みる叙情的な響きの中に地下水脈のように流れる「強さ」を感じさせる、原の音世界がぎゅっと詰まった全15曲収録。
原 摩利彦 『PASSION』についてのコメント
「Passion」という言葉は「情熱」や「熱情」などと翻訳されているが、元々は「受け入れること」、キリスト教では「受難」とされている。
中世で「情熱」という意味が加わったようだが、「受け入れる」強い気持ちと考えると、二つの意味は繋がる。
十代の頃に音楽家になることを決意したとき、音楽が好きという気持ちとともに、
これから自分の人生で起こることに対する苦難当時はまだ悩み、苦しむ音楽家に憧れがあっただけにすぎないかもしれないがを受け入れることを覚悟したのを覚えている。
本アルバムには十六歳のときに作曲したピアノ曲もほぼそのまま収録している (Tr7「Inscape」)。
二十年経って、今一度音楽家としての覚悟を決める。これから訪れるであろう幸せも苦難も、すべてを受け入れる強い気持ち (=PASSION) を込めてこのタイトルをアルバムにつけた。
また何年か前に、マドリード在住の写真家イザベル・ムニョス (Isabel Muns) が別れ際に「A lot of Happiness. Good Luck and Passion!」と言った。
そのとき彼女の口から出た「Passion」という言葉が強く胸に響いた。
音楽的な挑戦としては、前作『Landscape in Portrait』よりもピアノの音域を広げること、他者が録音したフィールドレコーディングを使ってみること、非西洋楽器を電子音とともに「音響的に」共存させることである。
音楽的な西洋と東洋、中東の融合や統合を目指しているのではない。
それぞれの地域に住む人々が同じく朝を迎え、太陽の恩恵を受け、食事をし、夜になると月や星を見ること。
人間としての共通の出来事を経験しながらも、それぞれの文化 (=音) が現れ、それが同じ地球上で鳴っているように、限られた時間の中で音響的に配置、共存させてみたいと思った。
原 摩利彦
昨年京都ロームシアターで行われた単独公演「FOR A SILENT SPACE」より、全4本のパフォーマンス映像が公開中!
久石譲、チリー・ゴンザレスらを彷彿とさせる叙情的なピアノ演奏のイメージも強い原だが、そのもう一つのアイコンともいえるフィールドレコーディングや電子音、楽器の音色を共存させることで作り上げられた特徴的なサウンドセンスが際立つ新曲「Vibe」を最新アルバム『PASSION』から先行解禁!
Apple Music:https://music.apple.com/jp/album/vibe/1502538679?i=1502538689
Spotify:https://open.spotify.com/track/6bKBOOK1MamN7s6FH9Bjko?si=7ckpbQszQkygFhONhi_bFg
故ヨハン・ヨハンソンが残した名盤『オルフェ』を手がけた名手フランチェスコ・ドナデッロをマスタリングエンジニアに迎え、丁寧に紡ぎ出された音に、さらなる深みと生命力を与えた本作。その中でも、一曲の中で様々な表情をみせる「Vibe」では、その音響の広がりをより強く感じられ、来たる待望の最新作『PASSION』の全貌への期待が一層高められる。
待望のソロ作品『PASSION』は、6月5日(金)リリース!心に沁みる叙情的な響きの中に地下水脈のように流れる「強さ」を感じさせる、原の音世界がぎゅっと詰まった全15曲収録。
原 摩利彦 『PASSION』についてのコメント
「Passion」という言葉は「情熱」や「熱情」などと翻訳されているが、元々は「受け入れること」、キリスト教では「受難」とされている。
中世で「情熱」という意味が加わったようだが、「受け入れる」強い気持ちと考えると、二つの意味は繋がる。
十代の頃に音楽家になることを決意したとき、音楽が好きという気持ちとともに、
これから自分の人生で起こることに対する苦難当時はまだ悩み、苦しむ音楽家に憧れがあっただけにすぎないかもしれないがを受け入れることを覚悟したのを覚えている。
本アルバムには十六歳のときに作曲したピアノ曲もほぼそのまま収録している (Tr7「Inscape」)。
二十年経って、今一度音楽家としての覚悟を決める。これから訪れるであろう幸せも苦難も、すべてを受け入れる強い気持ち (=PASSION) を込めてこのタイトルをアルバムにつけた。
また何年か前に、マドリード在住の写真家イザベル・ムニョス (Isabel Muns) が別れ際に「A lot of Happiness. Good Luck and Passion!」と言った。
そのとき彼女の口から出た「Passion」という言葉が強く胸に響いた。
音楽的な挑戦としては、前作『Landscape in Portrait』よりもピアノの音域を広げること、他者が録音したフィールドレコーディングを使ってみること、非西洋楽器を電子音とともに「音響的に」共存させることである。
音楽的な西洋と東洋、中東の融合や統合を目指しているのではない。
それぞれの地域に住む人々が同じく朝を迎え、太陽の恩恵を受け、食事をし、夜になると月や星を見ること。
人間としての共通の出来事を経験しながらも、それぞれの文化 (=音) が現れ、それが同じ地球上で鳴っているように、限られた時間の中で音響的に配置、共存させてみたいと思った。
原 摩利彦
昨年京都ロームシアターで行われた単独公演「FOR A SILENT SPACE」より、全4本のパフォーマンス映像が公開中!