坂本龍一、野田秀樹、森山未來 、ダミアン・ジャレ…
国内外のアーティスト達から愛され ピアノ、フィールドレコーディング、電子音響、サウンド・スケープなど 幅広い表現で活躍する音楽家、原 摩利彦の最新作『PASSION』 6月5日 リリース!
【マスタリング】 故ヨハン・ヨハンソンが残した名盤『オルフェ』を手がけた名手フランチェスコ・ドナデッロが担当。
【購入特典】 「Scott Walker - Farmer In The City (Covered by Marihiko Hara)」CDR
【サブスク&予約ページ・動画まとめ】
https://song.link/marihikohara
原 摩利彦 本人による全曲エッセイ公開!
http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11181
ヨハン・ヨハンソンにも通じる音響派的側面と、久石譲やチリー・ゴンザレスらが奏でるような、親しみやすいピアノのメロディセンスを併せ持ち、京都を拠点に国内外問わず現代アートや舞台芸術、インスタレーションから映画音楽まで幅広く活躍する音楽家、原 摩利彦。
そんな原 摩利彦の3年ぶりとなる待望のソロ作品『PASSION』が6月5日にリリース!心に沁みる叙情的な響きの中に地下水脈のように流れる「強さ」を感じさせる原の音世界がぎゅっと詰まった全15曲収録。マスタリングエンジニアに原も敬愛する故ヨハン・ヨハンソンが残した名盤『オルフェ』を手がけた名手フランチェスコ・ドナデッロを迎え、丁寧に紡ぎ出された音に、さらなる深みと生命力を与えている。
【先行解禁シングル |出演:森山未來 撮影:京都 建仁寺両足院「Passion」MV】
主演に俳優、ダンサーとして活躍する森山未來氏を迎え、通常は非公開となっている京都 建仁寺両足院にて撮影された表題曲「Passion」のミュージックビデオが解禁!
【先行解禁シングル | 楽園的でドラマティックなビート曲「Vibe」】
叙情的なピアノ演奏のイメージも強い原だが、そのもう一つのアイコンともいえるフィールドレコーディングや電子音、楽器の音色を共存させることで作り上げられた特徴的なサウンドセンスが際立つ新曲「Vibe」を最新アルバム『PASSION』から先行解禁!
【購入特典】
録り下ろしのスコット・ウォーカーの名曲「Farmer In The City」カヴァー音源をプレゼント。
今作の購入特典に、このために原がアレンジし録り下ろした、Scott Walkerの名曲のカヴァー音源を収録したCDR「Scott Walker - Farmer In The City (Covered by Marihiko Hara)」が決定!数量限定なので、お見逃しなく!
最近では松たか子、上川隆也、広瀬すず、志尊淳ら豪華俳優陣が出演、読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞し話題となった野田秀樹演出の舞台作『Q:A Night At The Kabuki』でサウンドデザインを担当し、日本を代表するアートコレクティブ『ダムタイプ』のメンバーとしても活動。世界ツアーも大盛況となり森山未來もダンサーとして参加している世界的振付師ダミアン・ジャレと彫刻家名和晃平によるプロジェクト『Vessel』では坂本龍一と共に劇伴を手がけ、Apple 新CM『Macの向こうから 新海誠』に楽曲が起用されるなど、次から次へと活動の場を広げている。
原 摩利彦 『PASSION』についてのコメント
「Passion」という言葉は「情熱」や「熱情」などと翻訳されているが、元々は「受け入れること」、キリスト教では「受難」とされている。
中世で「情熱」という意味が加わったようだが、「受け入れる」強い気持ちと考えると、二つの意味は繋がる。
十代の頃に音楽家になることを決意したとき、音楽が好きという気持ちとともに、
これから自分の人生で起こることに対する苦難――当時はまだ悩み、苦しむ音楽家に
憧れがあっただけにすぎないかもしれないが――を受け入れることを覚悟したのを覚えている。
本アルバムには十六歳のときに作曲したピアノ曲もほぼそのまま収録している (Tr7「Inscape」)。
二十年経って、今一度音楽家としての覚悟を決める。これから訪れるであろう幸せも苦難も、
すべてを受け入れる強い気持ち (=PASSION) を込めてこのタイトルをアルバムにつけた。
また何年か前に、マドリード在住の写真家イザベル・ムニョス (Isabel Muns) が別れ際に「A lot of Happiness. Good Luck and Passion!」と言った。
そのとき彼女の口から出た「Passion」という言葉が強く胸に響いた。
音楽的な挑戦としては、前作『Landscape in Portrait』よりもピアノの音域を広げること、
他者が録音したフィールドレコーディングを使ってみること、非西洋楽器を電子音とともに「音響的に」共存させることである。
音楽的な西洋と東洋、中東の融合や統合を目指しているのではない。
それぞれの地域に住む人々が同じく朝を迎え、太陽の恩恵を受け、食事をし、夜になると月や星を見ること。
人間としての共通の出来事を経験しながらも、それぞれの文化 (=音) が現れ、それが同じ地球上で鳴っているように、
限られた時間の中で音響的に配置、共存させてみたいと思った。
原 摩利彦