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THE NATIONAL / USインディの頂、ザ・ナショナル 4月に発売された『First Two Pages of Frankenstein』と 同じセッションで制作された12曲を収録した 『Laugh Track』を突如デジタルリリース!  アルバムにはフィービー・ブリジャーズ、ボン・イヴェール、 ロザンヌ・キャッシュらがゲスト参加!  CDとLPは11月17日に発売!

2023.09.19

THE NATIONAL / USインディの頂、ザ・ナショナル 4月に発売された『First Two Pages of Frankenstein』と 同じセッションで制作された12曲を収録した 『Laugh Track』を突如デジタルリリース! アルバムにはフィービー・ブリジャーズ、ボン・イヴェール、 ロザンヌ・キャッシュらがゲスト参加! CDとLPは11月17日に発売!

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THE NATIONAL / USインディの頂、ザ・ナショナル 4月に発売された『First Two Pages of Frankenstein』と 同じセッションで制作された12曲を収録した 『Laugh Track』を突如デジタルリリース!  アルバムにはフィービー・ブリジャーズ、ボン・イヴェール、 ロザンヌ・キャッシュらがゲスト参加!  CDとLPは11月17日に発売!

グラミー受賞バンドにしてUSインディーの頂、ザ・ナショナルの通算9作目となる最新アルバム『First Two Pages of Frankenstein』と同セッション時に制作された楽曲が収録されたもう1つの最新アルバム『Laugh Track』が突如デジタルリリースされた。CDとLPは11月17日に発売される予定。

The National 『Laugh Track』
https://thenational.ffm.to/laughtrack

『Laugh Track』は、バンドにとってここ数年で最も自由奔放で、メンバー全員が全力で取り組んだアルバムである。『First Two Pages of Frankenstein』が20年以上共に活動してきたメンバー間の信頼関係の再構築を象徴している作品であるとすれば、活気に満ちた探求的な今回の作品『Laugh Track』は、その信頼の産物であり、新たな意思表明でもある。創造的なプロセスを根本から覆すことにインスピレーションを得たザ・ナショナルは、今年のツアーでのライブ・パフォーマンスで楽曲の大部分に磨きをかけ、プロデューサーのタッカー・マーティンのポートランドにあるスタジオFlora Recording & Playbackでの即興セッションで、その活気溢れるヴァージョンを収録した。アルバムの最後を飾る約8分にわたる壮大な楽曲「Smoke Detector」は、2023年6月にバンクーバーのサウンドチェックで録音されたもので、『First Two Pages of Frankenstein』の内省的な楽曲を見事に引き立たせるような、のびのびとしたヴィンテージ・ロックのエネルギーに溢れたトラックに仕上がっている。

『Laugh Track』には、フィービー・ブリジャーズとロザンヌ・キャッシュがゲスト参加しており、2022年8月に先行でリリースされたボン・イヴェールとのコラボ曲「Weird Goodbyes」も収録されている。「既に物語は語られていたような気がしたんだ。」「Weird Goodbyes」について、グループのメンバーであるアーロン・デスナーは言う。

既に物語は語られていたような気がしたんだ。
でも、僕らの活動に関連しているようにも感じられた。だから、アルバムをもう1枚作ることにしたんだ。「Weird Goodbyes」にちゃんとした居場所を作ってあげようと思って。 - Aaron Dessner


また、現在アルバムから「DEEP END (PAUL’S IN PIECES)」のビジュアライザーが公開されている。

The National - Deep End (Paul's In Pieces) (Official Video)


未完成のまま残された楽曲には、『First Two Pages of Frankenstein』の楽曲にある穏やかさとは、かけ離れたもうひとつの側面があった。バンドは、何年もの間、ロック・アルバムを作るという壮大なアイデアに対して尻込みしてきたとアーロンは話す。

僕たちが、同じ空間に集まって、アイデアをぶつけ合うのが嫌いってわけじゃないよ。でも、そのやり方はあまり建設的でないと考えていたから、僕たちは、かなり手の込んだ曲の作り方を開発した。それは、ブライアンが非常に重要な役割を担っていたんだけど、分業的な作業の進め方だった」と彼は言う。「今回は、ブライアンの演奏が原動力になるような、生き生きとしたものを作りたかったんだ。 - Aaron Dessner

テーマに関して、『First Two Pages of Frankenstein』』と『Laugh Track』の間に意図的な隔たりはない。しかし、前者で、マットが聖域を求めていたのだとすれば、この作品では、大切なものは何なのかという鋭い眼差しが新たに芽生えている。現代の生活がもたらす非現実感への恐怖が増すにつれ、マットの親密さに対する苛烈な渇望も高まっていく。このアルバムの登場人物たち(アリスというツアー・マネージャー以外はファースト・ネームがなく、「I」と「you」だけである)は、互いをかばい、互いのために夢を語り、体裁を整える手助けをしている。マットが『First Two Pages of Frankenstein』の最終曲「Send for Me」で掲げた絶対的な心遣いの約束を果たしているのだ。

では、大切でないものについてはどうだろう?「Turn Off the House」は、マットが「Weird Goodbyes」と『First Two Pages of Frankenstein』の 「Eucalyptus」で描いた、すべてを置き去りにすることへの荒涼とした降伏を終結させるものである。「Tell them that you’ve gone to see / If you can find out what it means / When your mind leaves your body(会いに行ったと伝えてくれ/心が体から離れるとき/それが何を意味するのか分かるなら )」とマットは歌う。彼がここ最近苦しんでいた状況はまだ尾を引いているが、そこには受け入れる気持ちがある。「すべてをオフにして、立ち去ろう。」と彼は言う。「自分の考えから抜け出して、心配していること、自分のキャリア、アイデンティティ、自分がどれだけ強いと思っていたかなどを、すべて捨ててしまえばいいんだ。」そして、アルバムの最終曲「Smoke Detector」が聴こえてくる。「まるで墓石に刻む言葉のようだったよ」とマットは言う。「最後は、すべてを焼き尽くすのさ。」

『Laugh Track』は現在デジタルで配信中、CDとLPは11月17日に発売される。CDは輸入盤CDに加えて、解説/歌詞対訳が封入された帯付きCDが発売され、LPは通常のブラック・ヴァイナルに加えて、限定のピンク・ヴァイナルでも発売される。

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