〈4AD〉からの初リリースとなる自身4枚目のアルバム『Big Bad Luv』のリリースを前に、ジョン・モアランドが、ニュー・シングル「It Don’t Suit Me (Like Before)」のミュージック・ビデオを公開した。
ジョンのツアーの日々を、米国南部のスナップショットのように記録したこのビデオは、Sterlin Harjoが監督を手がけている。ジョンと同じオクラホマ出身の彼は、ジョンの聴衆が年を追うごとに増えている様子を目撃し、今回、テネシー、ノース・カロライナ、メリーランド、ペンシルベニア、オハイオでのライヴにカメラを向けて、ジョンと共にその一瞬一瞬を撮影している。
「ぼくが育ったのはオクラホマの片田舎で、そこではカントリー音楽が生活の一部だった。密造酒を初めて味わった夜に、ツーステップとバーン・ダンスを覚えたよ」とHarjoは言う。「大したことないのに、ひとかどの人物になってやろうと躍起になってるカントリーのアーティストほどムカつくものはない。その点、ジョンの音楽が素晴らしいのは、彼が本物だからだ。でたらめを口にせず、腹の底から語りかけている。それはぼくがミュージック・ビデオでやりたかったのと同じアプローチなんだよ。ぼくはリアルさを求めていたんだ。なぜならこのビデオが出来損ないだったら(あるいはどのカントリー音楽のビデオもだけど)、田舎道にビールにBBQといった要素を強調していただろうからね。もちろん地方といえば、田舎道やビールやBBQなんだけど、でももっといろんなものがあるんだ……それだけじゃいい映像にならない。ビデオには都市もタコスの店もタトゥーも出てくるし、ぼくらはラクロワ(*炭酸水)だって飲んでる。それにビデオはジョンの毎日にもっと親しんでもらう機会でもあった。普通そんな姿はあまり見られないものだからね」
ジョン・モアランドの4枚目のスタジオ・アルバム『Big Bad Luv』は、〈4AD〉から5月5日(金)に世界同時リリース。包み隠さず語る辛い経験。これは愛、信頼、そして人間のありようについてのレコードである。
ジョンのツアーの日々を、米国南部のスナップショットのように記録したこのビデオは、Sterlin Harjoが監督を手がけている。ジョンと同じオクラホマ出身の彼は、ジョンの聴衆が年を追うごとに増えている様子を目撃し、今回、テネシー、ノース・カロライナ、メリーランド、ペンシルベニア、オハイオでのライヴにカメラを向けて、ジョンと共にその一瞬一瞬を撮影している。
「ぼくが育ったのはオクラホマの片田舎で、そこではカントリー音楽が生活の一部だった。密造酒を初めて味わった夜に、ツーステップとバーン・ダンスを覚えたよ」とHarjoは言う。「大したことないのに、ひとかどの人物になってやろうと躍起になってるカントリーのアーティストほどムカつくものはない。その点、ジョンの音楽が素晴らしいのは、彼が本物だからだ。でたらめを口にせず、腹の底から語りかけている。それはぼくがミュージック・ビデオでやりたかったのと同じアプローチなんだよ。ぼくはリアルさを求めていたんだ。なぜならこのビデオが出来損ないだったら(あるいはどのカントリー音楽のビデオもだけど)、田舎道にビールにBBQといった要素を強調していただろうからね。もちろん地方といえば、田舎道やビールやBBQなんだけど、でももっといろんなものがあるんだ……それだけじゃいい映像にならない。ビデオには都市もタコスの店もタトゥーも出てくるし、ぼくらはラクロワ(*炭酸水)だって飲んでる。それにビデオはジョンの毎日にもっと親しんでもらう機会でもあった。普通そんな姿はあまり見られないものだからね」
ジョン・モアランドの4枚目のスタジオ・アルバム『Big Bad Luv』は、〈4AD〉から5月5日(金)に世界同時リリース。包み隠さず語る辛い経験。これは愛、信頼、そして人間のありようについてのレコードである。