NYロチェスター生まれのスペンサーは、ロチェスターの表立っては評価されてこなかった豊かなクリエイティブ・シーンの中でアーティストとして成長していった。2018年夏にカレッジを中退し、アーティストとしてのキャリアをスタートさせるため一人ブルックリンに移住。「僕の両親は僕が学校を中退した時、当然のことながら動揺してたよ。でも上手くいかなかったら帰ってくるからって約束したんだ」とスペンサーは話す。しかし、1年も経たないうちにスポティファイで彼のシングル「Want U Back」と「To Be You」は再生回数100万回を超え、米総合誌The Atlanticにレビューが掲載されたことから〈4AD〉の目に止まり契約を結ぶこととなった。スペンサーは「もう故郷には帰らないと思うよ」と笑って話す。
NYロチェスター生まれのスペンサーは、ロチェスターの表立っては評価されてこなかった豊かなクリエイティブ・シーンの中でアーティストとして成長していった。2018年夏にカレッジを中退し、アーティストとしてのキャリアをスタートさせるため一人ブルックリンに移住。「僕の両親は僕が学校を中退した時、当然のことながら動揺してたよ。でも上手くいかなかったら帰ってくるからって約束したんだ」とスペンサーは話す。しかし、1年も経たないうちにスポティファイで彼のシングル「Want U Back」と「To Be You」は再生回数100万回を超え、米総合誌The Atlanticにレビューが掲載されたことから〈4AD〉の目に止まり契約を結ぶこととなった。スペンサーは「もう故郷には帰らないと思うよ」と笑って話す。
スペンサーは昨年〈4AD〉から初のリリースとしてシングル「Automatic」をリリース。また、これまで“ベッドルームR&Bアーティスト”として、ステージではPCを使いながら1人で演奏していたが、今春から自身初の欧州ツアーを機に4ピースの本格的なバンド演奏を披露するなど、ライブにも力を入れミュージシャンとしてのキャリアを着実に歩み始めている。
今回リリースされた「2much」は、様々な要素が散りばめられた美しく物憂げなバラード曲となっている。スペンサーが昨年の夏にLAを訪れた際に書いた曲だという。スペンサーは同曲についてこう話す。「その日は珍しくNYでの生活と僕自身との距離を置くことがとても難しく感じたんだ。…この曲は、心地良さから留まりたいという気持ちと、それがない方が自分にとって良いんだということを分かっているという気持ちのぶつかり合いについて歌っているんだよ」