Maybe
Spencer.
RELEASE: 2020.07.02
90sヒップホップ・ソウルの遺伝子を色濃く受け継ぐ注目のR&Bシンガー、スペンサーが最新シングル「Maybe」の配信をスタート!
英名門レーベル〈4AD〉が昨年新たに契約を結んだNY発R&Bアーティストのスペンサーが、〈4AD〉から最新シングル「Maybe」の配信を開始した。NYらしい秋冬の涼風を感じさせるタイトでバウンシーなブーンバップ・ビートに、近年のオルタナティヴR&Bマナーでささやくヴェルヴェット・ヴォイスが映える楽曲は、若干21歳のスペンサー本人が自宅で全て録音/プロデュースしている。
NYロチェスター生まれのスペンサーはジャマイカ系移民の母と英国系移民の父のもと、幼い頃からソウルなどの音楽に傾倒し、現地の豊かなクリエイティブ・シーンの中で育った。エリカ・バドゥやマイルス・デイヴィスに影響を受けた彼は、2018年夏に有名ジャズ・カレッジを中退しアーティストとしてのキャリアをスタートさせるため1人ブルックリンに移住。当時はiPadで音楽制作をしており、1年も経たないうちにSpotifyで彼のシングル「Want U Back」と「To Be You」は再生回数100万回を達成。米総合誌The Atlanticにレビューが掲載されたことから〈4AD〉の目に止まり契約を結ぶこととなった。トム・ミッシュやジョーダン・ラカイ、アルファ・ミストらUKで近年巻き起こったメロウ・グルーヴへのNYからの回答であり、2019年のヴェルヴェット・ネグローニ、ハワ(HAWA)やアンドレア・ヴァレー(Andrea Valle)擁する傘下レーベル〈b4〉の躍動などレーベルのR&B攻勢を先導する要注目のアーティストとなっている。