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OKUTOMI NAOTO / #BOYTOKYO / TOMMY(BOY) ー 音楽カルチャーを愛するすべての人に向けた、東京・原宿の『BEATINK Listening Space』

2025.11.30

OKUTOMI NAOTO / #BOYTOKYO / TOMMY(BOY) ー 音楽カルチャーを愛するすべての人に向けた、東京・原宿の『BEATINK Listening Space』

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OKUTOMI NAOTO / #BOYTOKYO / TOMMY(BOY) ー 音楽カルチャーを愛するすべての人に向けた、東京・原宿の『BEATINK Listening Space』

大阪で話題を呼んだ「BEATINK Listening Space」
音楽カルチャーを愛する、すべての人に向けた特別な空間が
11月末までの期間限定で、待望の東京上陸を果たした。

明治神宮・原宿へ場所を移した当会場でも、大阪に引き続き「曇りなき正確な音」を極限まで追求するスピーカー・ブランド BWV による極上のリスニング体験が味わえる。もちろん、BEATINKの取り扱う膨大なカタログ〜新譜レコードをはじめ、レーベル・アーティストの特別なアパレルやグッズも週ごとに展開。コラボレーション企画も続々と予定されている。

大阪開催時に好評だったインタビュー企画も継続し、今回も音楽やカルチャーを横断する多彩なゲストに話を伺っていく...
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OKUTOMI NAOTO / #BOYTOKYO / TOMMY(BOY)
自身の核となる"FASHION&MUSIC"をコンセプトに、日頃の影響と体験を反映していくセレクトショップ「BOY」のオーナー。ショップ運営の傍ら、DJ、執筆活動、イベント制作など幅広く活動している。

Instagram : @tommy_okutomi
X : @TOMMY_okutomi
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BOY
〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町36-2 ノア渋谷ビル302
SHOP : https://boyfandm.theshop.jp/items/all
tumbler :https://boytokyojapan.tumblr.com
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「BEATINK Listening Space」の会場で、実際にレコードを掘って頂いた際に、〈XL Recordings〉〈Rough Trade〉などのべガーズ・グループや、〈Domino〉などのロック系のタイトルにも敏感に反応されてましたね。

ー ダンスミュージックを聴くようになったのは大人になってからで、 10代の頃とかは、やっぱりレディオヘッドとかマイブラとか。アークティック・モンキーズが中学生の頃だったかな。最初のシングルが出た頃で、その周辺の同世代によるロックンロール・リバイバルはチェックしてましたね。

リバティーンズにも反応されてましたが、いかがでしょうか?
ちょうど最近、リバティーンズのピート・ドハーティによる別バンド、ベイビーシャンブルズ (Babyshambles) の再発がアナウンスされて。そのタイミングで改めて聴いてみると、やっぱり良くて。


ー そうですね。ああいう時代の、他にもディスコパンク系とか。そういうのは影響受けてますね。今では中々出てこないような、ふしだらな感じのロックというか (笑) 。
会場に並んでいるレコードは、新譜も再発もミックスされてますね。


レーベルごとに分かれてますが、各レーベルの再発も近年は積極的に行われてます。
手に取られているフォンテインズD.C.はいかがですか?



ー ライブも観に行ったんですけど、ファッションとかも含めて、すごい影響を受けたというか。

フォンテインズは、急速に大人気バンドへと成長して、既に5組ぐらいコピーバンドが居るらしいです。他にもウォーター・フロム・ユア・アイズ (Water From Your Eyes) など、若手バンドの新譜もチェックされているんですね。

ー してます。ウォーター・フロム・ユア・アイズは NY だと思うんですけど、ダンスとロック、そこにアートロックも混ざった今のシーンはかっこいい。アンダーグラウンドとロックの中にあるポップスとの狭間みたいな感じで、凄いなと思っています。しかも、そこには実験性もあるという。このアルバム『It's a Beautiful Place』は、どの曲も好きでかなり聴きましたね。


キャロラインはどうでしょうか?

ー キャロラインは来日時にインタビューをさせてもらえたんですけど、前作よりも遙かに音景が広くなり、超大作になりましたよね。このジャケから彷彿させるものに近いような内容になっていて、ライブも本当に素晴らしかったですね。「Tell me I never knew that」に参加しているキャロライン・ポラチェックも大好きで、ライブも観に行ったりしていたんですけど、ポップとの遭遇もありながら、曲自体はアート性の強いものに仕上がっているのも素晴らしい点ですよね。


エレクトロニック系のレーベルはいかがでしょう?以前伺った話だと、ライブハウスのSEがきっかけで、エイフェックス・ツインとかを聴くようになったとか。

ー 〈Warp〉はやっぱり、パッケージが〈Warp〉って感じで他のレーベルと違いますよね。アートワークや重厚感というか。
エイフェックスを知ったのは高校生の時ですね。僕が大好きな国内のART-SCHOOLっていうバンドが、登場SEでこの『Richard D. James Album』に収録されている「Girl/Boy Song」をかけていて、その頃はバンドがSEで何をかけているかを調べていたこともあり、いずれ人生の恩師のような存在となっていくART-SCHOOLをきっかけに、ロックでもダンスミュージックでもない何かに触れたのは、強烈なインパクトとして残りましたね。当時よく聴いていたポストロックにも通ずるような手癖みたいなものもあったり、あとは、やっぱりジャケが、かなり狂っているなと (笑) 。最初に見た時「怖っ!」と思ったし、僕が20歳の頃に2009年のサマソニで初めてライブを観た時も「何これ?」と思いました。



その不気味なアートワークやミュージック・ビデオからエイフェックスを知る人も多くいらっしゃいますね。

ー あとは、ボノボもやっぱり好きですね。

ボノボだと、どのアルバムが好きですか?

ー 『Fragments』が好きです。『Migration』も結構好きで、収録曲「No Reason」のミュージック・ビデオのモチーフが日本なんですけど、ミニチュアみたいな位置にカメラがあって、蟻の視点が動いているような。


TOMMYさんは、ご自身でDJもされていると思うのですが、クラブでの上手い立ち回り方や楽しみ方など、特に私のような若者に対してアドバイスがあれば教えて頂きたいです。

ー うーん... 難しいですね。まずは、自分が面白そうだと感じる場所に行くことじゃないでしょうか。一人でも音に没入できる環境であれば、僕は楽しめるのですが、どうなんだろう... 皆がそうではないかもな。でも、自分の音楽のアンテナを広げていって、自分が行きたいと思えるイベントを見つけることが一番じゃないかな。ライブ会場も含めて、一人で来ている人がほとんどですし、楽しくなかったら外に出てもいいですし (笑) 。結局、何が言いたいかというと、自分が楽しそうだなと思ったイベントに行くことですね。

TOMMYさんのDJは、ビデオ越しで見ても楽しそうですし、興味をそそられます。エネルギッシュで動きのあるパフォーマンスに加え、時には奇抜な衣装も用意されてますね。羽をつけてDJをしている投稿も拝見しました。

ー あれは国内バンドのフェスについて出る時で、羽を付けてみたり、他にもフジロックのGAN-BANに出る時はピエロの靴を履いたり。けど、この前出演した新宿のサーキットイベントとかだと、メインのアーティストがサニーデイ・サービスや踊ってばかりの国とかだったので、おちゃらける訳でもなくって感じでしたね。ずっと面白おかしい系だと危ないので、人が本当に明るくなりたい時、それこそ年越しの時とかは、付けている羽も大きくなったり甲冑を纏ったりしています。DJって、世間一般的には何か分からないようなものだと思うんですけど、自分の中では楽器を演奏している感覚を覚えつつ、のめり込めるものなので、演ってて楽しいですよね。それは、もはやパフォーマンスではなく、自分の素なんです。僕は、家でも思いっきり頭を揺らしたり踊ったりしてますもん。子供の頃にエアギターをしていたように、それを通して体に染み込ませるというか。

ご自身でイベントなども企画されてもいますが、それについてもお伺いしたいです。

ー 若い頃から、バンドも2-3組出るようなイベント自体は企画してたんですけど、僕が服の会社を辞めてから、音楽の仕事をしたいという気持ちが再び芽生えてきて。自分で色んな場所に連絡したりして、とにかく無理やりまた始めたんですけど、それをたまたま皆が受け入れてくれたんですよね。それこそ10年ぐらい前って、ファッションと音楽、特に日本の音楽との関係が密接ではないな、と感じていたんですよ。当時はバンドというものが厳しい時代でもあったんですけど、自分が独立した最初の年にDYGLとかヨギー・ニュー・ウェーブスと出会い、そこから色んなイベントをするようになったこともあって、取材を受けたりすることも増えてきたんですよね。そこからは、アパレルの大きな会社もバンドを呼ぶような機会が増えてきたと感じていて、正直、僕のイベントと同じラインナップじゃんと思う時もありました。

11月には、リキッドルーム上階のギャラリースペース「KATA」で、カブトムシと水いらずという若手バンドのツーマン・ライブも企画されてましたね。こうした企画には、バンドをフックアップする目的みたいなものがあったんでしょうか?

ー そうですね、当時はファッション好きしか凝った服屋に行けないみたいな雰囲気があったり「このジャンルを聴いている人は、こういうファッションをする」みたいなのが僕は苦手で、もう少し自由だったらいいのにな、と思っていたんですよね。そのタイミングで、さっき言ったようなカッコいい日本のアーティストが出てきたり、あとは、そのラインナップを選ぶセンスが自分にはあると思っていて (笑) 。というのも、会社に嫌がられながらもCDを委託販売したことがあったんですけど、20-30枚が4日間で完売したことがあって。それも店内で流しているだけで。それで「これを全国のCDショップで出来たらオリコンに入るぞ」と当時は思ってたり、中学生の時から自意識過剰な感じで生きてきたんですよ (笑) 。実はそのCDは、DAOKOがまだ15歳の頃にリリースしたインディー時代の1stで。自分もまだ21歳だったこともあって、どうしても置きたいと社長にお願いしたら、利益は出ないけど許してくれて。そこから彼女もお店によく来てくれるようになって、彼女が高校生の頃に「BOY」っていう自分の店の名前を冠した曲も出してくれたんですけど、その時は宝箱を開けた時みたいに嬉しい顔をしていました。

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