大阪で話題を呼んだ「BEATINK Listening Space」
音楽カルチャーを愛する、すべての人に向けた特別な空間が
11月末までの期間限定で、待望の東京上陸を果たした。
明治神宮・原宿へ場所を移した当会場でも、大阪に引き続き「曇りなき正確な音」を極限まで追求するスピーカー・ブランド
BWV による極上のリスニング体験が味わえる。もちろん、BEATINKの取り扱う膨大なカタログ〜新譜レコードをはじめ、レーベル・アーティストの特別なアパレルやグッズも週ごとに展開。コラボレーション企画も続々と予定されている。
大阪開催時に好評だったインタビュー企画も継続し、今回も音楽やカルチャーを横断する多彩なゲストに話を伺っていく...
─────────────────────
NEWLY
コンポーザー / アレンジャー / プレイヤー。
ベースをメインにマルチ・インストゥルメンタル奏者として活動中。
自主制作作品をリリース後「GOLFF」をリリース。様々なアーティストのプロデュースに加え、アパレルブランドや企業CMへの楽曲やリミックス提供、サポートミュージシャンとしても活躍し、幅広い分野へと活動を広げている。
2022年には「NEUE」をリリースし、ボーナス・トラックを追加収録したアナログ盤もリリース。2024年11月には 1st フル・アルバム『Not About All』もリリースしている。下記より配信リンクをチェック。
HP :
https://newly-official.com
Instagram :
@newly_____
『Not About All』:
bandcamp
──────────
相馬太河
アメリカン・カルチャーをベースとしたコミュニティスペース「RIVERSIDE BASE」ディレクター。二子新地にて産声を上げた同店は、2024年1月に溝の口でリニューアルオープンをしている。古民家を改装した日 x 米のコントラストが織りなす新感覚のSHOPとして、アパレル、デザイン、フラワーショップ、レコード、クラフトビールなど、既存の枠に囚われない小規模複合施設。溝の口エリア屈指のカルチャースポットとして親しまれている。
HP :
https://rsb2018.official.ec
Instagram :
@riverside_base
─────────────────────
NEWLY / コンポーザー / アレンジャー / プレイヤー ( 以下
N )
相馬太河 / RIVERSIDE BASE ディレクター ( 以下
T )
─────────────────────
NEWLYさんは、推薦盤にステレオラブ『Instant Holograms on Metal Film』と BadBadNotGood の『Late Night Tales』を挙げてくれました。音楽家でもあるNEWLYさんにとって、自身の制作と聴く音楽の棲み分けはございますか?
N )
あります。僕は何かを制作する時は、リファレンスを持たないようにしてます。好きな音楽の影響はあっても、それを参考にしてしまうと模倣になってしまいますし、僕が創る曲は、世の中には既にあったとしても、自分にとっては新しいものを目指してます。BadBadNotGoodは、7月にグラストンベリーで観て。『Late Night Tales』はアナログとデジタルで内容が違ったりするので、こうして実物を見ると答え合わせをしてる気分になりますね。ステレオラブは打ち込みなのにレイヤーがあるというか、この2枚は聴いていて純粋に楽しめる作品ですね。
相馬さんは、推薦盤にはカマシ・ワシントンやサンダーキャットなど、新世代のジャズ・シーンにおけるキーマン的なアーティストを挙げられてましたね。
T )
カマシとか〈Brainfeeder〉のサンダーキャットとかは、すごく新しかったというか、それなのに、すっと入ってきましたね。
相馬さんの音楽のルーツみたいなものはございますか?
T )
そうですね... 実は、自分でお店を始める前はマンハッタン・レコードで働いていて。あそこで扱っているようなブラック・ミュージックがもともと好きで、ジャズとかはヒップホップのサンプリングネタとして触れていました。ルーツ・マヌーヴァ (Roots Manuva) とか、会場でレコードを見つけて懐かしかったですね。
カマシやサンダーキャットのような現行の音楽シーンは何でチェックされてますか?
T )
なんだろう... でも最近はお店に基本いるので、Spotifyとかで自然と新しい音楽が入ってきますよね。あとは、NEWLY君みたいな若い世代に教えてもらうことが多いです。
そういうコミュニティがあって、情報交換を行える場があるのは大事ですよね。
N )
それこそ、RIVERSIDE BASE でミュージシャンの友達と集まって、お店で僕の曲を流してもらったり、それに太河さんが反応してくれたり。時には勝手に自分のデモ音源とかを流してみたり。
T )
勝手に (笑) 。でも、そういうのを目の前で聴ける機会もなかなかないので。僕のお店がそういう場になってくれたらいいな、と思います。
そういう場所があるのは、アーティストにとっても重要だと思います。
N )
めちゃくちゃ大事ですね。僕の家で制作したり、スタジオに行ってリハをしてから、帰りの電車とかで、みんなでRIVERSIDEに寄ってから帰ろう、みたいな話が自然と出ますね。
T )
うちは酒も飲めるし、クラフトビールもコーヒーもあるし。本当にみんな来る目的が違うから。一杯飲んで帰る人もいれば、服買って帰るだけの人も。
別のカルチャーの人が交流する場としても機能してるんですね。
T )
そうですね。うちはアパレルや展示スペースもあって、ポップアップやイベントも頻繁に開催しています。来る人はみんな優しいですし。
今後のお店の展望などはございますか?
T )
溝の口って、高津区って括りになるんですけど、そのエリアの良さをもっと発信できるような活動をできたらと思います。
コロナ禍を経て、都心から少しだけ離れた場所で、新しいコミュニティもポツポツと増えて、更に盛り上がりを見せているように感じます。
T )
それこそフェスとかも、そういう場所で開催されたりとか増えてきてると思います。ニューヨークで言うブルックリンみたいに、わざわざ遊びに来てくれるような街になったらいいなっていうので、溝の口エリアの魅力を知ってもらえるコンテンツを、いっぱい考えていかなきゃなっていうのはありますね。
N )
僕は昨日、新しくできたGINZA MUSIC BAR KYOTOに行ったんですけど、意外なところでお客さんが湧いてて。9割くらいは外国人の方なんですけど、僕の曲とかも流れてて「そこで湧くんだ」みたいな。日本でライブした時には湧かないところで。もっと攻めててもいいんだなって思いましたね。すごく盛り上がってました。
T )
「二子新地リバーサイドフェスティバル」ってのを3年前から共同で主催していて。今年の10月にも開催したんですが、NEWLY君にはメインで出演してもらって。すごく良かったんですよ。もう街のミュージシャンっていう枠を超えて、子供から大人まで、知ってる人も知らない人もすごく盛り上がっていたので。なんか、それは嬉しかったですね。
N )
良かったですね... 夕焼けも綺麗で。ライブで演っているのはインストだから、言葉でアプローチはしない。それで街の人が、わーって両手上げてたり。
T )
もっともっと多くの人に触れて欲しいですね。
めちゃめちゃかっこよくて、尖ったフェスというよりかは、街のお祭りの延長にある感じで、温かいものをやりたいから、洗足学園のアイドルユニットが出たりとか、地元のおばちゃんたちの太鼓とかも。実験的な事も色々できるのも面白いですね。
フェスは目的以外のものにも触れられたり、新たな発見があったりするのも魅力ですよね。
そういうイベントやコミュニティ、自身の音楽やカルチャーを発信されているお二人にとって、魅力的な広げ方・広がり方はございますか?
T )
友達の友達が「良い」って言ってくれたらそれで良いですね。
N )
本当にそうで、SNSとかで知ったり感動することも、もちろんあるんですけど。インスタントで瞬間的すぎて、ドーパミンで楽しめてるだけ、みたいなものも多くて。本当にいいものって、こういうフィジカルなもので、お店とか口コミで広がる方が、愛情を持ってくれてたりしますね。僕の名前とかは知らないけど、ジャケだけ見たことあるっていう人も結構いたりするので、そういう人と実際に触れたり、ライブを見て良かったから買ってくれたりとか。ああいう大事にされる感じって、人と人って感じがしていいですよね。
今回の「BEATINK Listening Space」も、フィジカルな場として、何かが繋がるきっかけや、体験・発見の場として機能してくれたらと思います。
T )
そういう場所が増えまくった方が良いですよね。コミュニティがもっと各所にあったらって。独り勝ちしたいとか言う気持ちは全然なくて、もっと面白いお店ができないかなっていつも思ってます。その方が、外に出てくる人も増えますし。
N )
それこそBEATINKのイベントっていつも話題になりますよね。しかも、そこに行ってる人たちは間違いないですし。初めてのものに、物怖じしない感じもあって、僕もそういう所に出たいし、体験できたらと思います。
大阪で話題を呼んだ「BEATINK Listening Space」
明治神宮・原宿へ場所を移した当会場でも、大阪に引き続き「曇りなき正確な音」を極限まで追求するスピーカー・ブランド BWV による極上のリスニング体験が味わえる。もちろん、BEATINKの取り扱う膨大なカタログ〜新譜レコードをはじめ、レーベル・アーティストの特別なアパレルやグッズも週ごとに展開。コラボレーション企画も続々と予定されている。音楽カルチャーを愛する、すべての人に向けた特別な空間が
11月末までの期間限定で、待望の東京上陸を果たした。
大阪開催時に好評だったインタビュー企画も継続し、今回も音楽やカルチャーを横断する多彩なゲストに話を伺っていく...
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NEWLY
コンポーザー / アレンジャー / プレイヤー。
ベースをメインにマルチ・インストゥルメンタル奏者として活動中。
自主制作作品をリリース後「GOLFF」をリリース。様々なアーティストのプロデュースに加え、アパレルブランドや企業CMへの楽曲やリミックス提供、サポートミュージシャンとしても活躍し、幅広い分野へと活動を広げている。
2022年には「NEUE」をリリースし、ボーナス・トラックを追加収録したアナログ盤もリリース。2024年11月には 1st フル・アルバム『Not About All』もリリースしている。下記より配信リンクをチェック。
HP : https://newly-official.com
Instagram : @newly_____
『Not About All』: bandcamp
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相馬太河
アメリカン・カルチャーをベースとしたコミュニティスペース「RIVERSIDE BASE」ディレクター。二子新地にて産声を上げた同店は、2024年1月に溝の口でリニューアルオープンをしている。古民家を改装した日 x 米のコントラストが織りなす新感覚のSHOPとして、アパレル、デザイン、フラワーショップ、レコード、クラフトビールなど、既存の枠に囚われない小規模複合施設。溝の口エリア屈指のカルチャースポットとして親しまれている。
HP : https://rsb2018.official.ec
Instagram : @riverside_base
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NEWLY / コンポーザー / アレンジャー / プレイヤー ( 以下 N )
相馬太河 / RIVERSIDE BASE ディレクター ( 以下 T )
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NEWLYさんは、推薦盤にステレオラブ『Instant Holograms on Metal Film』と BadBadNotGood の『Late Night Tales』を挙げてくれました。音楽家でもあるNEWLYさんにとって、自身の制作と聴く音楽の棲み分けはございますか?
N ) あります。僕は何かを制作する時は、リファレンスを持たないようにしてます。好きな音楽の影響はあっても、それを参考にしてしまうと模倣になってしまいますし、僕が創る曲は、世の中には既にあったとしても、自分にとっては新しいものを目指してます。BadBadNotGoodは、7月にグラストンベリーで観て。『Late Night Tales』はアナログとデジタルで内容が違ったりするので、こうして実物を見ると答え合わせをしてる気分になりますね。ステレオラブは打ち込みなのにレイヤーがあるというか、この2枚は聴いていて純粋に楽しめる作品ですね。
相馬さんは、推薦盤にはカマシ・ワシントンやサンダーキャットなど、新世代のジャズ・シーンにおけるキーマン的なアーティストを挙げられてましたね。
T ) カマシとか〈Brainfeeder〉のサンダーキャットとかは、すごく新しかったというか、それなのに、すっと入ってきましたね。
相馬さんの音楽のルーツみたいなものはございますか?
T ) そうですね... 実は、自分でお店を始める前はマンハッタン・レコードで働いていて。あそこで扱っているようなブラック・ミュージックがもともと好きで、ジャズとかはヒップホップのサンプリングネタとして触れていました。ルーツ・マヌーヴァ (Roots Manuva) とか、会場でレコードを見つけて懐かしかったですね。
カマシやサンダーキャットのような現行の音楽シーンは何でチェックされてますか?
T ) なんだろう... でも最近はお店に基本いるので、Spotifyとかで自然と新しい音楽が入ってきますよね。あとは、NEWLY君みたいな若い世代に教えてもらうことが多いです。
そういうコミュニティがあって、情報交換を行える場があるのは大事ですよね。
N ) それこそ、RIVERSIDE BASE でミュージシャンの友達と集まって、お店で僕の曲を流してもらったり、それに太河さんが反応してくれたり。時には勝手に自分のデモ音源とかを流してみたり。
T ) 勝手に (笑) 。でも、そういうのを目の前で聴ける機会もなかなかないので。僕のお店がそういう場になってくれたらいいな、と思います。
そういう場所があるのは、アーティストにとっても重要だと思います。
N ) めちゃくちゃ大事ですね。僕の家で制作したり、スタジオに行ってリハをしてから、帰りの電車とかで、みんなでRIVERSIDEに寄ってから帰ろう、みたいな話が自然と出ますね。
T ) うちは酒も飲めるし、クラフトビールもコーヒーもあるし。本当にみんな来る目的が違うから。一杯飲んで帰る人もいれば、服買って帰るだけの人も。
別のカルチャーの人が交流する場としても機能してるんですね。
T ) そうですね。うちはアパレルや展示スペースもあって、ポップアップやイベントも頻繁に開催しています。来る人はみんな優しいですし。
今後のお店の展望などはございますか?
T ) 溝の口って、高津区って括りになるんですけど、そのエリアの良さをもっと発信できるような活動をできたらと思います。
コロナ禍を経て、都心から少しだけ離れた場所で、新しいコミュニティもポツポツと増えて、更に盛り上がりを見せているように感じます。
T ) それこそフェスとかも、そういう場所で開催されたりとか増えてきてると思います。ニューヨークで言うブルックリンみたいに、わざわざ遊びに来てくれるような街になったらいいなっていうので、溝の口エリアの魅力を知ってもらえるコンテンツを、いっぱい考えていかなきゃなっていうのはありますね。
N ) 僕は昨日、新しくできたGINZA MUSIC BAR KYOTOに行ったんですけど、意外なところでお客さんが湧いてて。9割くらいは外国人の方なんですけど、僕の曲とかも流れてて「そこで湧くんだ」みたいな。日本でライブした時には湧かないところで。もっと攻めててもいいんだなって思いましたね。すごく盛り上がってました。
T ) 「二子新地リバーサイドフェスティバル」ってのを3年前から共同で主催していて。今年の10月にも開催したんですが、NEWLY君にはメインで出演してもらって。すごく良かったんですよ。もう街のミュージシャンっていう枠を超えて、子供から大人まで、知ってる人も知らない人もすごく盛り上がっていたので。なんか、それは嬉しかったですね。
N ) 良かったですね... 夕焼けも綺麗で。ライブで演っているのはインストだから、言葉でアプローチはしない。それで街の人が、わーって両手上げてたり。
T ) もっともっと多くの人に触れて欲しいですね。
めちゃめちゃかっこよくて、尖ったフェスというよりかは、街のお祭りの延長にある感じで、温かいものをやりたいから、洗足学園のアイドルユニットが出たりとか、地元のおばちゃんたちの太鼓とかも。実験的な事も色々できるのも面白いですね。
フェスは目的以外のものにも触れられたり、新たな発見があったりするのも魅力ですよね。
そういうイベントやコミュニティ、自身の音楽やカルチャーを発信されているお二人にとって、魅力的な広げ方・広がり方はございますか?
T ) 友達の友達が「良い」って言ってくれたらそれで良いですね。
N ) 本当にそうで、SNSとかで知ったり感動することも、もちろんあるんですけど。インスタントで瞬間的すぎて、ドーパミンで楽しめてるだけ、みたいなものも多くて。本当にいいものって、こういうフィジカルなもので、お店とか口コミで広がる方が、愛情を持ってくれてたりしますね。僕の名前とかは知らないけど、ジャケだけ見たことあるっていう人も結構いたりするので、そういう人と実際に触れたり、ライブを見て良かったから買ってくれたりとか。ああいう大事にされる感じって、人と人って感じがしていいですよね。
今回の「BEATINK Listening Space」も、フィジカルな場として、何かが繋がるきっかけや、体験・発見の場として機能してくれたらと思います。
T ) そういう場所が増えまくった方が良いですよね。コミュニティがもっと各所にあったらって。独り勝ちしたいとか言う気持ちは全然なくて、もっと面白いお店ができないかなっていつも思ってます。その方が、外に出てくる人も増えますし。
N ) それこそBEATINKのイベントっていつも話題になりますよね。しかも、そこに行ってる人たちは間違いないですし。初めてのものに、物怖じしない感じもあって、僕もそういう所に出たいし、体験できたらと思います。