大阪で話題を呼んだ「BEATINK Listening Space」
音楽カルチャーを愛する、すべての人に向けた特別な空間が
11月末までの期間限定で、待望の東京上陸を果たした。
明治神宮・原宿へ場所を移した当会場でも、大阪に引き続き「曇りなき正確な音」を極限まで追求するスピーカー・ブランド
BWV による極上のリスニング体験が味わえる。もちろん、BEATINKの取り扱う膨大なカタログ〜新譜レコードをはじめ、レーベル・アーティストの特別なアパレルやグッズも週ごとに展開。コラボレーション企画も続々と予定されている。
大阪開催時に好評だったインタビュー企画も継続し、今回も音楽やカルチャーを横断する多彩なゲストに話を伺っていく..
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OFFICE KINPON 代表 KINPON
不動産仲介を軸にキャリアをスタートし、内装設計・施工・ディレクションなど多岐に渡る分野を担当。不動産のプロとしての知見を活かし、空間のデザインやコンセプト立案、プロデュースを手掛けている。
この「BEATINK Listening Space」の協業者であり、出発点となった大阪・南船場の空間デザインも手掛けた重要人物のKINPON氏。BWVによる極上の音響と、OFFICE KINPONによる洗練された空間演出によるコラボレーションは、極上のリスニング体験をもたらした。
instagram :
@kinpon_
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着用されている迫力満点のエイフェックス・ツインですが、彼の音楽には、いつ頃出会いましたか?
ー 17歳頃です。一番最初に聴いたのは『Windowlicker』。最初はSPACE SHOWER TVで知ったと思います。
映像作家のクリス・カニンガムによる不気味なミュージック・ビデオも衝撃的ですよね。
ー そうそう、超長いリムジンのPVですね。冒頭で出てきた男性を轢くのは笑ったなー。エイフェックスもそうだけど、衝撃的と言う意味では、やっぱりスクエアプッシャーとプロディジーが私にとっては衝撃的でしたね。リチャードの偉大さに改めて気づいたのはもっと大人になってから。
スクエアプッシャー『Stereotype』の2曲目「1994」なんて、めちゃくちゃガバで。硬いキックとかロッテルダム・テクノを感じさせるノリがカッコよくて。その次の「O'Brien」って曲は、結構アシッドと言うか、なんとも言えないトライブ感があったり。このアルバムは歴史的にみても重要だと思ってます。
スクエアプッシャーは、実に多くのリスナーに強烈なインパクトを与えてますね。
レコメンドに挙げる人も多くいらっしゃいます。
ー でも、一番はプロディジーですね。
ザ・マッド・カプセル・マーケッツ (THE MAD CAPSULE MARKETS) が私の音楽の原体験で、電子音楽とハードコア・サウンドの目覚めでした。同時進行的に〈Digital Hardcore Recordings〉に Atari Teenage Riot がそこに居て、〈XL Recordings〉にはプロディジーが居て。プロディジーは深く知っていくと面白くって。
もともとはレイヴ・テクノと言うか、「Avex Rave ’94」ってのが、東京ドームでやってた時に「NO GOOD」や「Everybody in the Place」とか、今でも評価されている楽曲を、当時のジュリアナ目的のお客さん達の目の前で披露しているのが、凄いカッコよかったですね…。ちなみにその時に日本代表として出演されていたのがTRFやRAVEMANです。
クラブやライブに行く際は、そうした熱をシェアできる仲間みたいな方は居ましたか?
ー 当時はまだ、ライブハウスで仲良くなった人と連絡先を交換して、また一緒に行くみたいなノリがギリギリ残っていました。今もそのノリあるのかな?
その時に先輩世代の方達と知り合う機会が増えたと思います。それでまた、新しい音楽を教えてもらったり。それこそ、〈NinjaTune〉主催のコールドカットとかですね。
中学生の時にJurassic 5の「Power In Numbers」というアルバムを買ってたんですが、そのメンバーのDJ NU-MARKの偉大さを教えてもらい改めてハマったり。
そう言えば、ベースメント・ジャックスもBEATINKですよね?
BEATINKです。ちょうど本日、ベースメント・ジャックスのグッズも入荷しました!
プロディジーやベースメント・ジャックスなどは今も聴きますか?
ー めっっちゃ聴ききます。事務所の掃除をする時とか。
ファットボーイ・スリムとか、ベースメント・ジャックスとかSpace Cowboyとか、BIGBEATの凄い流れがあったんです。バンド・サウンドとハウスの要素を重ねる、みたいな。サンプリング元が大ネタだったりするんですが、それがカッコよくて。
その後プロディジーの「Voodoo People」をバンドのペンデュラム (Pendulum) がリミックスした時はびっくりしました。狂気的なPVも含めて。ドラムンベースがヒットチャートに行くんだ…みたいな。その後、ペンデュラムってEDMを形容して作っていく担い手だったし、ディプロとか、スクリレックス然り、新しい音楽もたくさん生まれてめちゃくちゃ楽しかったですね。
KINPONさんはDJとしても鮮烈なキャリアをお持ちですね。
はじめたての当初、ディプロのミックスを参考に完全再現されていた話を以前伺いました。
ー そうそう。使っている音源を全部買ってみて、ここでミックスして、LOW切って、みたいな。どうやってやってるんやろう...と。研究しましたね。同じRIDDIMで使える曲ないかな?とか。
イベントでもDJブースの一番前に齧り付いて、何やってるのかを覗いて。大学を卒業して27歳くらいまでは某家電メーカーで働いてたんだけど、その時が一番DJしてたな。スーツのまま(笑)。
KINPONさんが若い世代にオススメしたい音楽はありますか?
ー なんだろう…このインタビューを見ている人はプロディジーやエイフェックスとかは必ず聴いているとおもうので、やっぱりダブとかジャングルじゃないですかね。掘れば掘るほど面白いし、掘って見つかった時の感動があるというか。
それこそ今年の「DUB SESSION」に出演するマッド・プロフェッサーは浜崎あゆみのリミックスをしたり、デニス・ボーヴェルも中島美嘉が歌う「接吻」をアレンジしてたり。J-POPとも歴史的に親和性があったり、そういうのを知るとJ-POPに対する感度とか、そのプロデューサーや編曲者とかにも好感が持てるし。ダブ・アーティストが才能の塊ってのも理解できるから、そういうのをディグって見るのも面白いと思います。
DUBで一枚推薦するとしたら?
ー オーディオ・アクティヴの『Tokyo Space Cowboys』ですね。初めて聞いたのは大学生の頃ですが、今でも聞くたびに新鮮に感動します。
最後にアドバイスがあればお願いします!
ー 音楽に対して課金をした方がいいと思います。今はサブスクで気軽に聴ける時代だからこそフィジカルを買って、所有感を求めていったり。
そうする事で身になる部分や同じ境遇の人との共感もあると思うし、それは何に対しても言える事だと思います!
大阪で話題を呼んだ「BEATINK Listening Space」
明治神宮・原宿へ場所を移した当会場でも、大阪に引き続き「曇りなき正確な音」を極限まで追求するスピーカー・ブランド BWV による極上のリスニング体験が味わえる。もちろん、BEATINKの取り扱う膨大なカタログ〜新譜レコードをはじめ、レーベル・アーティストの特別なアパレルやグッズも週ごとに展開。コラボレーション企画も続々と予定されている。音楽カルチャーを愛する、すべての人に向けた特別な空間が
11月末までの期間限定で、待望の東京上陸を果たした。
大阪開催時に好評だったインタビュー企画も継続し、今回も音楽やカルチャーを横断する多彩なゲストに話を伺っていく..
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OFFICE KINPON 代表 KINPON
不動産仲介を軸にキャリアをスタートし、内装設計・施工・ディレクションなど多岐に渡る分野を担当。不動産のプロとしての知見を活かし、空間のデザインやコンセプト立案、プロデュースを手掛けている。
この「BEATINK Listening Space」の協業者であり、出発点となった大阪・南船場の空間デザインも手掛けた重要人物のKINPON氏。BWVによる極上の音響と、OFFICE KINPONによる洗練された空間演出によるコラボレーションは、極上のリスニング体験をもたらした。
instagram : @kinpon_
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着用されている迫力満点のエイフェックス・ツインですが、彼の音楽には、いつ頃出会いましたか?
ー 17歳頃です。一番最初に聴いたのは『Windowlicker』。最初はSPACE SHOWER TVで知ったと思います。
映像作家のクリス・カニンガムによる不気味なミュージック・ビデオも衝撃的ですよね。
ー そうそう、超長いリムジンのPVですね。冒頭で出てきた男性を轢くのは笑ったなー。エイフェックスもそうだけど、衝撃的と言う意味では、やっぱりスクエアプッシャーとプロディジーが私にとっては衝撃的でしたね。リチャードの偉大さに改めて気づいたのはもっと大人になってから。
スクエアプッシャー『Stereotype』の2曲目「1994」なんて、めちゃくちゃガバで。硬いキックとかロッテルダム・テクノを感じさせるノリがカッコよくて。その次の「O'Brien」って曲は、結構アシッドと言うか、なんとも言えないトライブ感があったり。このアルバムは歴史的にみても重要だと思ってます。
スクエアプッシャーは、実に多くのリスナーに強烈なインパクトを与えてますね。
レコメンドに挙げる人も多くいらっしゃいます。
ー でも、一番はプロディジーですね。
ザ・マッド・カプセル・マーケッツ (THE MAD CAPSULE MARKETS) が私の音楽の原体験で、電子音楽とハードコア・サウンドの目覚めでした。同時進行的に〈Digital Hardcore Recordings〉に Atari Teenage Riot がそこに居て、〈XL Recordings〉にはプロディジーが居て。プロディジーは深く知っていくと面白くって。
もともとはレイヴ・テクノと言うか、「Avex Rave ’94」ってのが、東京ドームでやってた時に「NO GOOD」や「Everybody in the Place」とか、今でも評価されている楽曲を、当時のジュリアナ目的のお客さん達の目の前で披露しているのが、凄いカッコよかったですね…。ちなみにその時に日本代表として出演されていたのがTRFやRAVEMANです。
クラブやライブに行く際は、そうした熱をシェアできる仲間みたいな方は居ましたか?
ー 当時はまだ、ライブハウスで仲良くなった人と連絡先を交換して、また一緒に行くみたいなノリがギリギリ残っていました。今もそのノリあるのかな?
その時に先輩世代の方達と知り合う機会が増えたと思います。それでまた、新しい音楽を教えてもらったり。それこそ、〈NinjaTune〉主催のコールドカットとかですね。
中学生の時にJurassic 5の「Power In Numbers」というアルバムを買ってたんですが、そのメンバーのDJ NU-MARKの偉大さを教えてもらい改めてハマったり。
そう言えば、ベースメント・ジャックスもBEATINKですよね?
BEATINKです。ちょうど本日、ベースメント・ジャックスのグッズも入荷しました!
プロディジーやベースメント・ジャックスなどは今も聴きますか?
ー めっっちゃ聴ききます。事務所の掃除をする時とか。
ファットボーイ・スリムとか、ベースメント・ジャックスとかSpace Cowboyとか、BIGBEATの凄い流れがあったんです。バンド・サウンドとハウスの要素を重ねる、みたいな。サンプリング元が大ネタだったりするんですが、それがカッコよくて。
その後プロディジーの「Voodoo People」をバンドのペンデュラム (Pendulum) がリミックスした時はびっくりしました。狂気的なPVも含めて。ドラムンベースがヒットチャートに行くんだ…みたいな。その後、ペンデュラムってEDMを形容して作っていく担い手だったし、ディプロとか、スクリレックス然り、新しい音楽もたくさん生まれてめちゃくちゃ楽しかったですね。
KINPONさんはDJとしても鮮烈なキャリアをお持ちですね。
はじめたての当初、ディプロのミックスを参考に完全再現されていた話を以前伺いました。
ー そうそう。使っている音源を全部買ってみて、ここでミックスして、LOW切って、みたいな。どうやってやってるんやろう...と。研究しましたね。同じRIDDIMで使える曲ないかな?とか。
イベントでもDJブースの一番前に齧り付いて、何やってるのかを覗いて。大学を卒業して27歳くらいまでは某家電メーカーで働いてたんだけど、その時が一番DJしてたな。スーツのまま(笑)。
KINPONさんが若い世代にオススメしたい音楽はありますか?
ー なんだろう…このインタビューを見ている人はプロディジーやエイフェックスとかは必ず聴いているとおもうので、やっぱりダブとかジャングルじゃないですかね。掘れば掘るほど面白いし、掘って見つかった時の感動があるというか。
それこそ今年の「DUB SESSION」に出演するマッド・プロフェッサーは浜崎あゆみのリミックスをしたり、デニス・ボーヴェルも中島美嘉が歌う「接吻」をアレンジしてたり。J-POPとも歴史的に親和性があったり、そういうのを知るとJ-POPに対する感度とか、そのプロデューサーや編曲者とかにも好感が持てるし。ダブ・アーティストが才能の塊ってのも理解できるから、そういうのをディグって見るのも面白いと思います。
DUBで一枚推薦するとしたら?
ー オーディオ・アクティヴの『Tokyo Space Cowboys』ですね。初めて聞いたのは大学生の頃ですが、今でも聞くたびに新鮮に感動します。
最後にアドバイスがあればお願いします!
ー 音楽に対して課金をした方がいいと思います。今はサブスクで気軽に聴ける時代だからこそフィジカルを買って、所有感を求めていったり。
そうする事で身になる部分や同じ境遇の人との共感もあると思うし、それは何に対しても言える事だと思います!