Seminal Live(リマスター盤
The Fall
RELEASE: 2025.08.22
スタジオ音源とライブ音源が共に収録された
1989年リリースの『Seminal Live』が新装カラー盤で再発決定!
BauhausやLUSHなどの作品も手掛けるKevin Vanbergenが
リマスタリングを担当。The Fallのクラシック曲が多数収録!
1989年にリリースされたThe Fallによる『Seminal Live』は、スタジオ音源とライブ音源がそれぞれ片面ずつ収録されているユニークなアルバムである。本作はThe Fallの〈Beggars Banquet〉からの最後のリリースであり、ギタリストのブリックス・スミスが在籍していた最後の作品でもある。
今回の再発盤では、デジタルとイエローヴァイナルの2形態でリリース。BauhausやLUSHなどの作品も手掛けるKevin Vanbergenによるリマスタリングに加え、新たにデザインされたアートワーク、充実したライナーノーツ、さらに限定のボーナスリンクにアクセスできるQRコードも付属している。
『Seminal Live』は、1989年6月に〈Beggars Banquet〉からリリースされたThe Fall初のライブ/セミ・ライブ・アルバムで、A面には当時の新録スタジオ音源を、B面には前作までの楽曲からライブバージョンを収録。中でも「Dead Beat Descendant」や、ロニー・アーヴィングのカバー「Pinball Machine」などは、現在ではThe Fallのクラシック曲として認知されている。「Pinball Machine」は、The Fallが長年培ってきたカントリー・カバーの系譜に連なる名トラック曲。
ライブ音源が収録されたB面では、1つの公演からではなく、1988年のウィーンおよびマンチェスターでの複数のライブからコラージュ的に選ばれた音源が使用されている。彼らの唯一無二のサウンドの基盤となっているのは、ほとんどカオスとも言えるような、不協和で旋律を欠いたギター、語るように歌うボーカル、そしてキーボードが入り混じった混沌とした音の塊であり、彼らのサウンドはインディー/オルタナティブ・シーンに多大な影響を与えた。