80年代パンクからノーウェイヴまでを縦断するUKバンド
ドライ・クリーニングによる2026年最新アルバム!!
フローレンス・ショウ(vo)、トム・ダウズ(g)、ニック・バクストン(ds)、ルイス・メイナード(b)の4人で構成されるスポークン・ワードの系譜を受け継ぐバンド、ドライ・クリーニングが、3rdアルバム『Secret Love』を〈4AD〉よりリリース。プロデュースはホースガールのアルバム『Phonetics On and On』も手がけたケイト・ル・ボンが担当し、ギラ・バンドのアラン・ダガンとダニエル・フォックスも参加している。
メンバー間の深い友情から生まれたドライ・クリーニングの表現の到達点といえる作品『Secret Love』で、バンドはロックのアヴァンギャルドに身を置き、80年代初頭のアメリカン・パンクやハードコアが映し出したレーガン時代の偏執的な空気を触媒に、キース・リチャーズを思わせる渋く乾いたギターリフ、ストーナー・ロック、ディストピア的退廃、遊び心に満ちたノーウェイヴ、そして牧歌的なフィンガーピッキングを融合させている。さらにフローレンスの朗読的ヴォーカルは、バンドメイトが紡ぐサウンドスケープに綿密に呼応しつつ、ローリー・アンダーソンからライフ・ウィズアウト・ビルディングスのスー・トンプキンスへと連なるスポークン・ワードの系譜に自身を位置づけている。
『Stumpwork』に続く本作『Secret Love』は、ペッカムのリハーサル・スペースから始まった。4人全員が同じ部屋で曲を書き、演奏し、互いに呼応し合う──ドライ・クリーニングにとって、音楽と歌詞は切り離せない、有機的に生まれるひとつの全体なのだ。『Secret Love』は、シカゴにあるジェフ・トゥイーディのスタジオThe Loftでの充実したセッション、ギラ・バンドのアラン・ダガンとダニエル・フォックスとともにダブリンのSonic Studiosで行われた爆発的なセッションを経て、それぞれの空間が持つ音響的特性を存分に活かしながら進化を遂げた。そして最終的に、ロワール渓谷のBlack Boxでケイト・ル・ボンとともに完成された。複数の候補プロデューサーと面談したのち、バンドが選んだのはケイト・ル・ボンだった。彼女は高く評価されるソロ・アーティストであると同時に、ディアハンター、デヴェンドラ・バンハート、ウィルコ、ホースガールといったアーティストの作品も手がけてきた。その理由は、彼女の率直なポジティヴィティと開かれた姿勢にあった。ケイトはこう語っている。「彼らと同じ部屋にいて、その場で流れる生命力や活気を耳にしたとき、まさに唯一無二の表現だと思った」。
T-SHIRTS SIZE GUIDE
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S |
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身丈 / Length
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71 |
74 |
76 |
79 |
身幅 / Width
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46 |
51 |
56 |
61 |
裄丈 / Sleeve length
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38 |
42 |
46 |
50 |
・綿100%