Beat Tape 2 (10th Anniversary)
Tom Misch
RELEASE: 2025.11.07
トム・ミッシュ『Beat Tape 2』発売10周年記念!!!!!
過去10年間で最も勢いのあるUKアーティストの一人・トム・ミッシュ
飛躍のきっかけとなった傑作『Beat Tape 2』の10周年を記念して
超数量限定の直筆サイン入りアート・プリント付きレコードが発売決定!!
2015年にミックステープとして発表された『Beat Tape 2』には、デビュー・アルバム『Geography』にも参加した盟友ロイル・カーナーをはじめ、アルファ・ミスト、ジョーダン・ラカイ、カーモディ、アレクサ・ハーレイといった気鋭のアーティストたちが多数参加。J・ディラからの影響を色濃く感じさせるヨレたビートにクラッピーなスネアが絡み合い、そこにネオクラシック・ソウル直系のエレピのコードやファンキーなベースラインが重なる。そして何より、トム・ミッシュのトレードマークであるスムースなギター・テクニックは、この時点ですでに完成の域に達していた。こうして本作は、彼をアンダーグラウンド・プロデューサーからサウス・ロンドンの音楽シーンを代表する存在へと押し上げる大きな契機となった。
トム・ミッシュのキャリアを通しての総ストリーミング数は15億回におよび、UKでゴールドディスクに認定された『Geography』と、ユセフ・デイズとのコラボレーションで、2020年にアイヴァー・ノヴェロ賞にもノミネートされた『What Kinda Music』はいずれも全英チャートでトップ10入り。また、ミッシュの才能はエリック・クラプトンやジョン・メイヤー、エルトン・ジョンらトップアーティストからも支持を集め、デ・ラ・ソウルやFKJ、ロイル・カーナー、マイケル・キワヌカ、マルコス・ヴァーリらとのコラボレーションも評判を呼び、静かに、しかし急速に、過去10年間で最も勢いのあるUKアーティストの一人となった。
2024年には『Six Songs』EPをリリースし、『Beat Tape 2』でも共演したロイル・カーナーと再びタッグを組んだ。最近では「Old Man」「Red Moon」という2曲のシングルを発表し、リリシズムや生演奏の繊細な表現に焦点を当てた新たな音楽の時代を切り拓こうとしている。
『Beat Tape 2』の10周年は、サウス・ロンドンの創造的エネルギーを切り取ったこの作品が、どのようにそのサウンドを国際的に押し広げ、そしてトム・ミッシュのキャリアにおける大きな転換点となったのかを振り返る特別な機会となる。