Acoustic Unseen
Steve Gunn
RELEASE: 2019.10.15
モダン・フォークロックの傑作
The Times ★★★★☆
(『The Unseen In Between』は、)彼の音楽のファン層を広げるはずだ
The Sun ★★★★☆
素晴らしい
Q ★★★★☆
夏のロード・トリップのための音楽。メロウで暖かく、心地良い
Uncut 8/10
米フィラデルフィア発のSSW/ギタリスト、スティーヴ・ガンが前作『The Unseen In Between』の収録曲のアコースティックバージョンを集めたEP『Acoustic Unseen』を配信限定リリースした。今回のリリースに合わせて、ツアーやライブセッションの映像や公式/非公式のMVのフッテージをまとめたショートフィルムが公開されている。
スティーヴは今回のEPについて、『The Unseen In Between』の楽曲をスティーヴの歌とギターのみというオリジナルそのものに近い形で作りたいと思ったことから誕生したと話している。
スティーヴ・ガンは、USインディー・シーンを代表するSSWカート・ヴァイルが絶対的信頼を寄せるアーティストとして、カートのバンドであるザ・ヴァイオレーターズにギタリストとしても活動していた。スティーヴは2007年から10年以上にわたり、ソロ作をリリースする傍らカート・ヴァイル以外にもマイク・クーパーやマイケル・チャップマンと いったUKフォークの大べテランともコラボレーションを実現させ、USフォークやロック・ シーンにおけるキーパーソンとされてきた。スティーヴは〈Matador〉移籍第1弾となった『Eyes On The Lines』以来となる最新作『The Unseen In Between』を今年1月にリリース。2年振りとなった同作でも、サイケデリックな音の風景 をアルバム全体で見事に表現し、アップライトベースとギターのトレモロ演奏や、陽の光が静かな水面に輝くような アコースティックのまばゆい美しさ溢れるメロディーと曲の雰囲気を作り出している。