Bottle It In

Bottle It In

Kurt Vile

RELEASE: 2018.10.12

LABELS:

CD 国内盤

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ザ・ウォー・オン・ドラッグスの初代ギタリストとしても知られ(2009年に脱退)、ソロ・アーティストとしても4thアルバム『Smoke Ring For My Halo』で一躍USインディー・シーンを代表する本格派シンガー・ソングライターとして人気を集めたカート・ヴァイルのアルバム『Bottle It In』が10月12日、〈Matador Records〉より発売される。
先行シングルとして公開された「Bassackwards」は、ザ・ガーディアン紙、モジョ誌など複数の海外メディアから大絶賛されている。この曲は、アルバムの心臓部の役割を担い、これまでの人生において避けて通ることができなかったカート・ヴァイル本人の目から見た世界そのものを表現している。「地球という星にいるはずなのに、心は全く別のところにあった」逆再生したギターのサウンドをベースに、サイケデリックだが穏やかな歌声で彼は繰り返し歌う。
ケヴィン・コリガン(グッドフェローズ、ザ・デパーテッド)がMVに出演し話題となった「Loading Zones」も収録される。







ソルトレークシティでザ・ヴァイオレーターズの長期にわたるツアーが終了すると、カート・ヴァイルはその勢いでさらに西へと向かい、エンジニアでプロデューサーのショーン・エヴァレット(アラバマ・シェイクス、ザ・ワー・オン・ドラッグス)と共にロサンゼルスのスタジオ、ザ・ビアホールでさらに数曲のレコーディング作業を行った。残りの楽曲はオレゴン州ポートランド、ブルックリンのグリーンポイント滞在中にテープへ録音し、ブルックリンではロブ・ラークソ(ザ・ヴァイオレーターズ)と共同でプロデュースを行った。『Bottle It In』の大部分の“ボトル詰め”作業は、ピーター・カティス(インターポール、ザ・ナショナル)とコネチカット州ブリッジポートにあるタークイン・スタジオで作業を進めた。これらの自発的かつ即興で行われたセッションによって完成した『Bottle It In』は、カート・ヴァイルがミュージシャンとしていかに勤勉で、風変わりで、揺るぎない意志を持っているかがよく表れている。タイトルの『Bottle It In』とは友人や家族、バンド仲間、憧れのミュージシャン、同僚、仕事仲間など限られた人たちだけが存在する空間のことを意味している。カート・ヴァイルの大いなる愛情は彼の周りにいる人々を、そしてまだ彼と出会っていない人々すらも、しっかりと包みこんでくれる。「ずっと、ずっと愛していた / 暗闇を見下ろし、君の名前を呼び続けた」。収録曲「One Trick Ponies」で彼はこう歌う。それはまるでカントリーとロックが融合したサウンドにのせて、カート・ヴァイルがそっと想いを打ち明けてくれるのではないかと期待してしまうほどで、彼とモーツガワとファーマー・デイブ・シャーの手によって完成したこの曲は、誰もが口ずさみたくなってしまうキャッチーで美しいコーラスが特徴だ。
by Stephen Deusner
Bottle It In

TRACKLISTING

01. Loading Zones
02. Hysteria
03. Yeah Bones
04. Bassackwards
05. One Trick Ponies
06. Rollin With The Flow (Charlie Rich cover)
07. Check Baby
08. Bottle It In
09. Mutinies
10. Come Again
11. Cold Was The Wind
12. Skinny Mini
13. (bottle back)


[OLE11469 国内盤CD]
レコード風帯付スペシャル仕様