Kneedelus
Kneebody + Daedelus
RELEASE: 2016.05.13
カマシ・ワシントンやテラス・マーティンを筆頭にしたケンドリック・ラマーTPAB組を育て上げた西海岸屈指の名サックス奏者ベン・ウェンデル率いるグラミー賞にもノミネートするジャズ系ジャム・バンド=ニーボディとバンドの盟友にしてLAビートの奇才デイデラスのコラボレート・アルバムが満を持してフィジカル・リリース決定!!
ロバート・グラスパーがグラミー賞受賞作『Black Radio』で注目を集めた2012年以降、"新世代ジャズ"が大きなムーブメントとなり、様々なニュー・ヒーローを生み出しているが、新世代ジャズのキーパーソンが数多く参加したケンドリック・ラマーの『To Pimp A Butterfly』が、2016年のグラミー賞で11部門にノミネートされ大きな注目を集め、その勢いは2016年も衰えそうにない。そんな新世代ジャズのうねりの中で、フライング・ロータス率いる〈Brainfeeder〉の面々が、目覚ましい活躍を見せている。
そんな中、ビート・ミュージックの奇才デイデラスと、グラミー賞にもノミネートされた気鋭のジャズ系ジャム・バンド、ニーボディのコラボ・アルバム『Kneedelus』がリリースとなる。米Pitchforkは、カマシ・ワシントン『The Epic』が、フライング・ロータスのA&R能力の高さを証明した傑作なら、本作『Kneedelus』は、フライロー率いる〈Brainfeeder〉が提示するジャズの方向性を示す重要作と評し、キング・タビーのダブ、『TNT』時代のトータス、『燃えよドラゴン』で知られる映画音楽の巨匠ラロ・シフリンらを融合したかのようだと絶賛している。
独特の作風で、ビート・サイエンティストと称されるデイデラスことアルフレッド・ダーリントン。その高校時代からの友人で、現在の西海岸ジャズ・シーンを担うカマシ・ワシントンやテラス・マーティンの盟友であり現代ジャズ・シーンを牽引するサックス奏者のベン・ウェンデルを中心に結成されたニーボディ。卓越した両者による、現代ジャズとビート・ミュージックの見事なコラボレートには、ECMレコードの創設者、マンフレート・アイヒャーの作品にも通じる革新的な雰囲気が漂う。