Blown
Swallow
RELEASE: 2024-11-22
クラシックな〈4AD〉期を代表する
最もミステリアスなバンドSwallow
ドリーム・ポップの礎とも言うべき名作が
未発表曲を加えたリマスタリング仕様で蘇る!
クラシックな〈4AD〉期を代表する、最もミステリアスなバンドとして知られるSwallowは、1990年代初頭にロンドンで出会ったLouise TrehyとMike Masonによって結成された。彼らの最初の楽曲はすぐに形となり、Tascamの4トラック Portastudioで録音された。Louiseはその4曲入りデモを〈4AD〉レーベル創設者アイヴォ・ワッツ=ラッセルに送り、契約に至る。デビュー・アルバムの制作にあたり、二人はThe MekonsのTom Greenhalghからギターを借り、エディンバラのPalladium Studios、そしてロンドンのBlackwingへと移動してレコーディングを行った。プロデュースにはJohn Fryerを起用(Nine Inch Nailsの『Pretty Hate Machine』を手掛けた直後)、Eventide Harmonizer(Cocteau Twinsでもおなじみ)を使用して、バンドに豊かでエーテリアルな響きをもたらした。
『Blow』は1992年7月にリリースされ、Vaughan Oliver によるスリーヴ・デザインで発表された。しかし完成したアルバムは、バンドが思い描いていたサウンドとは異なっていた。制作過程で当初のアイデアが失われたと感じた彼らは、アルバムの再録をアイヴォに願い出るが、代わりにリミックスを提案される。新たなミックスとオーバーダブによって、よりバンドの意図に近い、不協和でアンビエントなバージョンが完成。それらは『Blowback』として1992年に限定CDEPとしてリリースされたが、すぐに廃盤となり、熱心な〈4AD〉ファンの間でのみ知られる作品となった。
本作では『Blow』と『Blowback』の両作に加え、未発表タイトル曲「Blow」、そして「Lovesleep(Vocal Version)」を収録。楽曲はオリジナルの24トラック・テープから再構築され、新たにリミックスされた。さらに、ベルリンのDubplates & MasteringでAnne Taegartによる最新リマスタリングが施され、長年のサポーターであるChris Biggによる新装パッケージで丁寧に仕上げられている。
時代の霧と記憶の彼方に埋もれていた、ドリーム・ポップの礎とも言うべき名作が、いまここに蘇る。