ブリティッシュ・ニュー・ウェイヴ最重要人物にして
数々の影響をもたらしてきたパイオニア Gary Numan
UKチャートで3作連続の1位を記録した名作『Telekon』が
45周年を記念した拡張版で復刻!!
Gary Numanの1980年リリース、2枚目のスタジオアルバム『Telekon』は、UKチャートで3作連続の1位を記録し、『Replicas』や『The Pleasure Principle』に続く、彼の「マシン期」の集大成となる傑作。ギター、ストリングス、シンセサイザーが絶妙に絡み合う『Telekon』は、前作に続き挑戦的でありながら、大きな影響力を持った傑作に仕上がっている。Nine Inch NailsのTrent Reznorは、デビューアルバム『Pretty Hate Machine』制作時に、毎日このアルバムを聴いていたと語っている。
メインストリームでの成功と共に、妥協することなく築いてきた40年以上にわたるキャリアは、まさに驚嘆に値する。Gary Numan & Tubeway Army名義のアルバム『Replicas』に収録の「Are ‘Friends’ Electric?」や、同年のソロデビュー曲「Cars」などを含む全7曲がUKトップ10入り、アルバムも7作品がトップ10入りを果たし、そのうち3作はチャート首位を記録。テーマも変容しながら、彼の音楽は常に進化を続け、妥協を許さない姿勢こそがファンを惹きつける最大の理由である。
今回の45周年記念・拡張盤には、すべてのフォーマットに、Gary Numanのアーカイブから発掘された、未発表の『Telekon』セッション音源4曲が収録されている。そのうちの1曲「Like a B-Film」はアルバム制作当時の未完成曲、その他の3曲は「Please Push No More」「Aircrash Bureau」「I’m An Agent」のデモ・バージョンとなる。Abbey RoadのGeoff Pescheによるリマスタリング、Michael Speedによる刷新されたアートワーク、さらに初回プレス限定のレインボー・スパークル盤には、1980年オリジナルの12ページ・ツアーブックレットのレプリカも付属する豪華な内容となっている。
Gary Numan 45周年コメント
Telekonは、振り返るたびに温かな思い出がある。制作面で新たな段階に進んだと感じていたし、”Cars” や “Are ‘Friends’ Electric?” の形式を繰り返すような商業的路線には進まず、新しいサウンドを探し続けたんだ。前年の成功の後でリスクもあったけど、より安全で型にはまった道を選ばなかったことは、私にとって勇気ある判断だったと感じているよ。