ベンガル系英国人としてペッカムに生まれ育ったTara Lily。エレクトロニカ、ジャズ、R&Bから伝統的なベンガルのフォーク音楽に至るまで、多様な音やジャンルを消化し、独自のサウンドを生み出す彼女が、King Kruleが参加した最新EPを数量限定のカセットで発売!

コラボ曲「Tropical Storm feat. King Krule」ではギターペダル、シンセ、DIYビーツが生み出す初期King Kruleのカオスを想起させる閃光を、Taraの艶やかで夢見心地な歌声が包み込んでいる。

EPの注目曲であり冒頭を飾る「Flying To Kolkata」は、早朝5時のフライトで夜空を飛び、インドにおけるジャズの都コルカタへ向かう時の感覚をとらえた官能的な旅路である。「It’s Never the End」では洪水のようなホワイトノイズに乗せたタラのメランコリックで陰鬱な歌声が響く。そして「Corcovado」では、ボサノヴァやジャズの古典へのオマージュとしてテープを締めくくっている。