Temporary
Everything Is Recorded
RELEASE: 2025.02.28
PRE ORDER
CD 国内盤
XL1490CDJP(ボーナストラック2曲追加収録、解説書・歌詞対訳付き)
XL1490CDJP(ボーナストラック2曲追加収録、解説書・歌詞対訳付き)
¥ 2,600 +tax
LP 限定盤
XL1490LPE(数量限定/レッド・ヴァイナル)
XL1490LPE(数量限定/レッド・ヴァイナル)
¥ 4,800 +tax
現代音楽シーンを変革し未来を拓く最重要レーベル
〈XL Recordings〉の才能が1つのアルバムに集結!
総帥リチャード・ラッセルが指揮を執るアーティスト・プロジェクト
エヴリシング・イズ・レコーデッドが最新アルバムをリリース!
Rolling Stone UKの2024年ベスト・レコード・レーベルにもノミネートされ、現在来日中のトム・ヨークやレディオヘッド、ザ・スマイル、来日も発表された現代ロックシーンの大本命バンド、フォンテインズ D.C.から、オーヴァーモノやバッドバッドノットグッドなど幅広い音楽ジャンルのリリースも手掛ける、現代音楽シーンを変革し未来を拓く、最重要レーベル〈XL Recordings〉。
その総帥にして、デーモン・アルバーン、ボビー・ウーマック、ギル・スコット・ヘロンらのアルバム作品のプロデュースワークを手がけたリチャード・ラッセルによるコラボレーション・プロジェクト、エヴリシング・イズ・レコーデッドが、3枚目となるスタジオ・アルバム『Temporary』をリリース。
2020年から2024年までの4年間にわたって制作された最新アルバム『Temporary』には、先日シングル「Porcupine Tattoo」にフィーチャーされたノア・サイラスとビル・キャラハンを始め、サンファ、カマシ・ワシントン、ジャー・ウォブル、ジャック・ペニャーテ含む、豪華な顔ぶれが名を連ねており、マーキュリー賞にノミネートされたデビュー作品同様に、スタジオ入口の看板に「外界のリアリティは一切不要」と書かれた、リチャード・ラッセルが所有するロンドン西部のCopper Houseスタジオで主にレコーディングされた。
『Temporary』は、ラッセル自身の音楽的DNAを一新して再起動させた作品となっている。彼が敬意を表するカット・アンド・ペーストのアプローチは、ラッセルが初めてサンプリングの影響を受けたヒーローであるザ・ボム・スクワッドやプリンス・ポールよりもさらに遡り、スティーヴ・ライヒ、ロバート・ラウシェンバーグ、そしてウィリアム・S・バロウズといった組合せ手法のイノベーターたちにまで遡っている。そして、彼の音楽はこれまでリズム、言葉、メロディの順に作られてきたが、『Temporary』ではリズムとメロディの順序が入れ替わっており、リズムが占める割合は少なくなり、メロディが前面に押し出されている。音楽的には、「もしフォークミュージックが80年代にレゲエと同じように『デジタル化』していたら?」という音響的な思考実験がインスピレーションとなっている一方で、スピリチュアルな面や詞の内容では、2020年以降、絶え間なく続く、友人や家族、同僚の喪失や悲しみがテーマとなっている。しかし、暗さや陰気さはなく、エヴリシング・イズ・レコーデッドの作品で最もメロディアスで優しさに溢れた傑作である。
「一時的なもの(Temporary)、まさに。そして、俺たち全員がそうだ」 とラッセルは語る。ラッセルは『Temporary』の制作過程の初期段階から、彼の友人達が語る死や喪失感についての思いを録音し始めていた。それらの言葉は、ラッセルが慎重に作り上げた2つのオーディオ・コラージュ(「October」、「The Summons」)として『Temporary』に収録されており、その力強さはアルバム全体に浸透している。ラッセルの音楽は、サンプリングと録音、現代と古代、生と死、今と永遠の境界線を溶かしていく。彼は、アルバムのタイトル『Temporary』が持つ真の意味を理解している。私たちは、実際には一時的な存在なのかもしれない。しかし、お互いに対する、平和に対する、愛とつながりに対する私たちの切なる願いは、永遠に続くのである。
参加アーティスト一覧
サンファ
カマシ・ワシントン
ジャー・ウォブル
ジャック・ペニャーテ
リッキー・ワシントン
ナリッシュド・バイ・タイム
サマンサ・モートン
バーウィン
フローレンス・ウェルチ
マディ・プライア
アラバスター・デプルーム
ヤズ・アハメド
ローラ・グローヴス
ローゼズ・ガボール
クラリ・フリーマン=テイラー