Only Music Makes Me Cry Now
Becky and the Birds
RELEASE: 2024.11.15
繊細な鍵盤や心を揺さぶるストリングスに自身の声を重ねた
壮大なコーラスが交じり合うデビューアルバムがここに完成。
スウェーデンのミュージシャン、Thea GustafssonことBecky and the Birdsが自身初となるセルフ・プロデュースのデビューアルバムを〈4AD〉からリリース。本作『Only Music Makes Me Cry Now』の制作を2021年からスタートした彼女は、Dijon、Seinabo Sey、Lapsleyといったアーティスト達との過去のコラボレーションから得たアイデアや、ロンドンと母国ストックホルムでのライブセット、メディアへの関心(Derek Cianfranceの『Blue Valentine』、Charlotte Wellsの『aftersun』、Eckhart Tolle『A New Earth』など)、そして人生を変える別れに直面した圧倒的な感情などから影響を受けている。アルバムでは、繊細な鍵盤や心を揺さぶるストリングスに、自身の声を重ねた壮大なコーラスが交じり合い、制作を始めた頃の自由で実験的なスタンスを感じさせる。新しい楽曲のコレクションを通じて、彼女は音楽的な世界を創造し、常に好奇心を持ち続け、勇敢であることを目指しており、彼女の独特で革新的なスタイルは今まで以上に輝いている。この新しいアルバムで、彼女はBecky and the Birdsとしての最高の素材を生み出している。
彼女は「すべてを出さないとすべてを受け入れられない」と感じ、スタジオに戻ることを決意しました。この期間に制作した楽曲は、彼女の激しい癒しの過程を辿るものであり、レコードの探求的で絶望的、情熱的でロマンチック、そして心を打つ脆弱な歌詞の背後には、日常生活からの音声サンプルが巧みに組み込まれています(古いデモや電話録音、街の自然音など)。