アニマル・コレクティヴが新曲「Defeat」を発表!ディアンジェロ、カマシ・ワシントン、ザ・ルーツらを手がけたグラミー賞受賞プロデューサー、ラッセル・エレヴァードとレコーディングした22分の大作は、忍耐と希望、そして、大地が私たちの足元でぐらぐらと揺れ動きそうなときでも、しっかりと地に足をつけることの大切さを歌った堂々たる賛歌だ。エイヴィ・テアは「我々はどうなってしまったんだ」と歌い、それでもまだ人間は今の存在以上の何かになれるかもしれないと叫ぶように問いかける。スローモーションで訪れるフィナーレは、これから訪れる未来、つまり我々がバラバラになることなく、共に成長できる静かな場所というファンタジアのように感じられる。これは、アニマル・コレクティヴの美しく贖罪に満ちた物語を一つの組曲に凝縮したものであり、世界がかつてない速さで前へと進んでいく中でも、その歩みのスピードを持ち続けるための歌なのだ。

「Defeat」には、ゲスト・ミュージシャンとしてサマラ・ルベルスキ (ヴァイオリン)、レイラ・ボードレイユ (チェロ)、Ben Chapoteau-Katz (サックス)が参加している。

Animal Collective - Defeat (Official Audio)


また「Defeat」は、8月25日に「The Challenge (Live Edit)」をBサイドに収録した限定12インチで発売されることも決定した。「The Challenge」は、これまでライブでしか披露されてこなかった即興から生まれた楽曲で、昨年バンドがツアー中に前作収録の「Strung With Everything」のイントロとしてリハーサルなしで生まれた曲。本12インチに収録されたレコーディング・バージョンは、2022年3月から9月までの11回のライブからコラージュされたものとなっている。