〈4AD〉からノンバイナリーの新星フォークミュージシャン
アンジマリによるニューアルバムがリリース!!

ボストンを拠点に活動するクイアのフォークミュージシャン、アンジマリが、<4AD>からのデビュー作であり、2020年に絶賛された『Giver Taker』以来のフルアルバム『The King』をリリース。
「前作が祈りのアルバムなら、今作は呪いのアルバムだ」と本人が語るように、 アンジマリはアメリカで黒人トランスパーソンであることの意味を今作においても探求し続けている。
宗教、フィリップ・グラス、実体験など、さまざまな影響を受けたこのアルバムは、アコースティックギターとアンジマイル自身の声という2つの楽器によって生み出され、ジャスティン・ボウ、ブラッド・アレン・ウィリアムズ、サム・ゲンデル、ジェームス・クリブチェニア(ビッグ・シーフ)が参加し、グラミー賞とジュノ賞受賞者のショーン・エヴェレットプロデュースを手掛けた。
先行シングル「The King」は、高尚な聖歌隊で幕を開けるが、突然、不吉なアルペジオがその幻想を断絶し、声は暗く深刻になる。アメリカの黒人であることの混乱、悲しみ、怒りに深く浸った全10曲。