オランダから世界へと活躍の場を広げ続けるDJ/プロデューサーのサン・ホーロー(San Holo)。大型フェスからベッドルームにまでエモーショナルに響き渡るポストEDMサウンドの開拓者として人気を集め、北米、ヨーロッパ、アジア、ニュージーランド、オーストラリアで行ったワールドツアーでは10万人以上を動員、コーチェラ、EDC、トゥモローランド、ロラパルーザなどの大型フェスティバルへの出演を果たすなど、既に大きなプロップスを得ている。ここ日本においても2019年に新木場ageHaにて初来日を果たし話題となった彼が、最新作『bb u ok?』を6月4日にリリースすることが決定、同時に新曲「Find your way (feat. Bipolar Sunshine)」を公開した。
San Holo - Find your way (feat. Bipolar Sunshine)
https://sanholo.lnk.to/findyourway
楽曲は辛い時に楽観的で前向きでいようという歌で、それはアルバム全体に通じるテーマにもなっている。
"夏の日に雨が降ってくるかもしれない/空が灰色に染まっても見上げていよう” という箇所が大好きなんだ。あと、”中身が半分のカップ / それを一杯に満たそう / 人生は常に夢のような感じではないんだ” っていう箇所もね。人生には浮き沈みがあるから、何があっても諦めないで。嫌なことや本当に嫌でたまらない時もあるだろうけど、必ずいいこともあるから、自分の道を見つけ出さなければならないんだよ。 - San Holo (Sander Van Dijck)
今作においてサン・ホーローはポストEDMのビルドアップ〜ドロップで表現される爆音とアンビエントなポストロックの間にある美しくエモーショナルな世界を作り出している。Edison Pop Award(オランダのグラミー賞に相当)を受賞したデビュー作 "album1 "から3年経って完成した『bb u ok?』は、LAのEcho Parkでレコーディングされた。
ジャンルを超えたサウンドにアナログ楽器や機材をミックスすることで、様々な境界線を飛び越えるサウンドとなっている。また「album1」にも参加したバイポーラ・サンシャインやザ・ニコラスに加え、イリノイ州の人気バンド、アメリカン・フットボールやリヴァース・クオモ(Weezer)など、サン・ホーローにとって長年のヒーローたちをゲストとして招き入れている。
今作がサン・ホーローにとって何を意味するのか、自身は次のように語っている
僕にとって、『bb u ok? 』は人と人とのつながり、思い出、人と自分自身のつながりについてのアルバムなんだ。僕は今まで言葉で自分を表現するのが苦手だったんだ。言葉だけではどう感じているかの本質を捉えることはできない。自分が感じていることをどうやって説明すればいいのだろうか?感情というのはとても複雑で、言葉で表現しようとすることはできないように思える。だからこそ僕は音楽を作っている。これらの楽曲は、これまでの人生の中で人々と共有してきた経験、会話、瞬間についてのものなんだ。
僕はこのアルバムに心を込めている。このアルバムを言葉で説明するのではなく、ただ聴いてもらいたい。それがあなたをどこかに連れて行ってくれることを願っている。それがあなたにとって何を意味するかは自分で決めることができる、僕にとっては、それが音楽の美しさなんだ。 - San Holo (Sander Van Dijck)
待望の新作『bb u ok?』は解説付きの国内流通仕様盤CD、輸入盤CD/LP(クリア・ヴァイナル+DL)、デジタルと各フォーマットで6月4日にリリースされる。