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Interpol Turn on the Bright Lights special show / 約13年ぶり単独公演、デビュー作『Turn on the Bright Lights』の再現と新作中心のヒットメドレーの2部構成のスペシャル・ライヴの模様を本日公開!

2018.11.07

Interpol Turn on the Bright Lights special show / 約13年ぶり単独公演、デビュー作『Turn on the Bright Lights』の再現と新作中心のヒットメドレーの2部構成のスペシャル・ライヴの模様を本日公開!

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Interpol Turn on the Bright Lights special show / 約13年ぶり単独公演、デビュー作『Turn on the Bright Lights』の再現と新作中心のヒットメドレーの2部構成のスペシャル・ライヴの模様を本日公開!

 衝撃的な登場となった傑作ファースト『ターン・オン・ザ・ブライト・ライト』の全曲プレイという個人的にも嬉しすぎる第一部は、期待をはるかに超えた磁場が溢れるものとなった。もともとライヴ・パフォーマンスに定評のある連中だが、15年以上にわたって演奏してきた各曲は、究極的に鍛え上げられ、超満員の観客の思いを受け止めて膨らんでいく。ジョイ・ディヴィジョンやエコー&ザ・バニーメン、ザ・キュアーといった80年代ゴス/オルタナ遺伝子の正統継承者として洗練された姿を、ポール・バンクスを始めメンバーたちはみごとに焼き付けてくれた。
 会場中の誰もが深い充足感に満たされ、これ以上はないほど暖まりきったところで、いったんステージを去ったものの、ごく短いインターミッションを置いただけで再び登場。大歓声のなか、『アンティックス』の「Not Even Jail」で第二部が幕を開ける。サム・フォガリーノのプリミティヴで重いドラミングが熱い会場をさらに持ち上げ、続いて『エル・ピントール』のオープナーを飾った荘厳かつ、彼ららしい内省を積み上げていくナンバー「All the Rage Back Home」ときて熱狂的な渦がフロアに巻き起こっていくが、そこに投下されたのが最新アルバムで大傑作『マローダー』からの「The Rover」で、ダニエル・ケスラーの弾くギターのイントロだけで大きな声援が湧くのは、いかにこの新作が支持されているかの何よりの証明だし、メンバーにもそれが伝わり、明らかにスイッチが一段上がった気がする。そしてギターとヴォーカルのチャーミングな絡みがライヴだと、よりダイナミックな広がりを聴かせる。
 追い打ちとばかり、『マローダー』の冒頭を飾った「If You Really Love Nothing」が続く。畳みかけるジャングル・ビート風なグルーヴとファルセットを巧く使った演奏の心地良さは格別で、例によってベースとキーボードにサポートというメンバー構成ながら演奏は文句無くこなれまくり、新曲も表情豊かで、ニュアンスの豊かさはライヴならではだし、ライヴ終了後、すぐに『マローダー』を聞き返していた人も多いだろう。
 2010年のサード『インターポール』からの人気ナンバー「Light」でジワジワと内省へのと広がる彼らならではのアプローチを意識させたあとは再び『マローダー』からで、鋭いギターに導かれて展開する「Number 10」だ。非常にライヴ映えするナンバーで、アルバム発表後のツアーでは必ずと言っていいほど演奏されるナンバーだが、静的な空間を作るギターが一転して激しいサウンドとヴォーカルが吹き荒れる快感は格別で、これからもライヴの人気曲となっていくことは間違いない。
 『マローダー』からはもう一曲「NYSMAW」が続く。“プリンスが「テネシー」で歌ったように”と始まり“他人の夢の中でも見守ってくれ”と歌われる内省的なナンバーのせいか、青のライティングがやけに印象的だったりする。そこからは一気に終盤で「Slow Hands」での会場の盛り上がりは最高だったし、そのテンションが最後の「Evil」へと突き進んでいく。この『アンティックス』の人気曲2連発に加え最後にはミラーボールまでもが会場を祝福するといった具合で、スケール感に溢れた横綱相撲のようなライヴは完璧な昂揚感の中で終了となった。
 贅沢を言えば『マローダー』からは、あと「Complications」や「Flight of Fancy」といった曲は聴きたかったところだが、それは夏フェス(希望!)でのお楽しみにとっておこう。
text by 大鷹俊一

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