ザ・エックス・エックスのソングライター、ベーシスト、ヴォーカリストとして知られるオリヴァー・シムと、世界中で高い評価を受けているフランスのヤン・ゴンザレス監督(Knife + Heart、真夜中過ぎの出会い他)による新作ショート・フィルム『Hideous』が、今年のカンヌ映画祭の批評家週間で特別上映されることが決定した。また本作品は、この上映で世界初公開となる。

**予告編は以下よりご覧いただけます。
Oliver Sim, Yann Gonzalez | HIDEOUS (2022) | Official Teaser Trailer


「『Hideous』はヤン・ゴンザレス氏の寛大な心と変態的な想像力によるホラー映画」とオリヴァーは語る。「出演は、僕が敬愛するフェンティ・バロガン、ジミー・サマーヴィル、ジェイミー・エックス・エックス、ビミニなど。この映画を作ることは、まさに僕の夢が実現したって事なんだ、もっとクリエイティブな表現したいんだけど、まさに夢が実現された瞬間だったんだ!僕は子供の頃からホラーが大好きだった。そして、この映画を作ることで、僕の悪夢が現実のものとなった。僕が作ってきた新曲の数々が起用されているこの映画を是非みんなに観てもらいたい。この作品を5月のカンヌ国際映画祭で上映作品として選出してくれた事に心から感謝しています。死ぬほど興奮してる!」

ジェイミー・エックス・エックがプロデュースを手がけた、オリヴァーの初のソロ・シングル、「Romance With A Memory」と「Fruit」は〈Young〉より発売中。なお、この2曲を収録した限定12インチがオフィシャル・サイトで、また日本ではBIG LOVE RECORDSで同アナログ盤の日本語帯付仕様が5月6日発売予定となっている。

ロンドンで生まれ育ったオリヴァー・シムは、2005年の結成時からザ・エックス・エックスのメンバーとして活動している。2017年の『I See You』で大成功を収めた後、メンバーの3人は個人としての時間を取ることを意識的に選択したという。休息と内省の期間を経て、また友人たちの励ましも あって、オリヴァーはソロ作品の制作を遂に開始した。彼が大好きなホラー映画や、自身の人生からインスピ レーションを得て、いくつかのデモをまとめ、バンド・メンバーのジェイミー・エックス・エックスのもとへ持 ち込み、曲を作り込んでいった。オリヴァー・シムからはさらなる音楽がもうすぐ届けられるだろう。