解説 / 歌詞対訳


 1998年にリリースされたクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのファースト・アルバムが、現在バンドの所属している〈Matador Records〉よりリイシュー。
 本作の再発は2度目となり、前回は2011年に、ジョシュ・ホーミ自身のレーベルである〈Rekords Rekords〉から、〈Domino Recording〉のディストリビュートでリリースされている。そのタイミングで初めて日本盤も出たので、所有している人も多いのではないだろうか。2011年版は、ブライアン・ガーディナーによるリマスタリングが施され、追加トラックが3曲挟まれるなど、リイシュー版らしいお色直しがいくつかあった。
 それが今回はご覧の通り、オリジナルのアナログ盤に準じたリイシューとなっている。限定3000枚だったというオリジナルLPは、リリース元となった〈Man's Ruin Records〉の設立者でもあるグラフィック・アーティスト=フランク・コジックによるジャケット・デザインということもあって、非常に人気が高く、数多くの海賊盤が出回ってきた。そうした状況を苦々しく感じてきたファンからすれば、この復刻版は、まさに待望の再発ということになる。
 そして、本国においては近作2タイトル『...Like Clockwork』および『Villains』と合わせてのヴァイナル・リイシューという側面が強いのに対し、日本ではCDも再発するという独自企画があり、これは「アナログ盤のアートワークを施したCD」という、非常にスペシャル度の高いアイテムとなる。

 では、あらためてファースト・アルバム『Queens of the Stone Age』のバックグラウンドをおさらいしておこう。
 1973年、カリフォルニアのヨシュア・トゥリーに生まれたジョシュア・ホーミは、14歳の時にハイスクールの友人たちとバンド活動を開始。これがカイアスに発展していく。『Wretch』、『Blues for the Red Sun』、『Welcome to Sky Valley』、『…And the Circus Leaves Town』と4枚のアルバムをリリースした後、1995年にカイアスは解散。ジョシュは、少し音楽から距離をとるつもりで、ワシントン大学で勉強するために、シアトルへと引っ越した。
 しかし、場所が変わってもロックの神は彼を手放さなかった。シアトルでベン・シェパード(サウンドガーデン)やマイク・ジョンソン(ex.ダイナソーJr.)といった友人と再会し、マーク・ラネガンと親しくなったことで、ジョシュは、スクリーミング・トゥリーズのツアー(ロラパルーザ1996)にギタリストとして参加することになる。
 諸々の理由から、スクリーミング・トゥリーズへは加入せず、自身のプロジェクトをスタートさせることにしたジョシュは、スクリーミング・トゥリーズのヴァン・コナーをベーシストに、セッション・ミュージシャンのヴィクター・インドリッゾをドラマーに迎えて新曲をレコーディング。ガンマ・レイという名義で、最初のEPを〈Man's Ruin Records〉から1997年に発表した。ただ、同名のグループがすでに存在していたので、バンド名はクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(以下QOTSA)と変更される。
 同時期に、以降もシリーズとして長らく継続する、ファンにはお馴染みのプロジェクト「デザート・セッションズ」も開始。ベン・シェパードやピート・スタールらが参加した第1弾『Volume 1: Instrumental Driving Music for Felons』も1997年に発表された。そして、カイアス、ビーヴァーとのスプリットEP2枚を経て、いよいよ完成したのが、セルフ・タイトルを冠した記念すべきデビュー・アルバム、すなわち本作ということになる。

 当初ジョシュは、マーク・ラネガンを含むシアトルのミュージシャンたちを迎えての制作を考えていたようだが(この構想が後に、全曲ヴォーカルをとるわけではないにもかかわらず、ラネガンが正規のメンバーと強調されていたことの背景となっているのかもしれない)、最終的には、レコーディング場所がパーム・デザートにあるモンキー・スタジオになったこともあって、アルフレッド・ヘルナンデスにドラムを叩いてもらい、ヴォーカルとその他ほとんどの楽器をジョシュ自らこなす形で作り上げられた。ちなみに、ベースと鍵盤に関して、ジョシュは「カルロ」という変名を用いている。マイク・ジョンソンが「ソファ」とクレジットされていたり、この辺の遊び心はいかにもQOTSAらしい。「You Would Know」と「Give the Mule What He Wants」では、クリス・ゴスがベースとバック・ヴォーカルを担当。共同プロデューサーに名を連ねているジョー・バレシは、後のQOTSA作品はもとより、トゥールやバッド・レリジョンなど数多くの作品でエンジニアとしての手腕をふるってきた名匠だ。
 リラックスしたムードのラスト・トラック「I Was a Teenage Hand Model」は、QOTSAにとってアジトのような場所となっていくランチョ・デ・ラ・ルナで録音され、同スタジオのスタッフであるフレッド・ドレイク、デイヴ・キャッチング、パトリック・ハッチンソンが、それぞれ歌とドラム、パーカッション、ピアノを請け負った。また、最後の最後に流れてくる留守電のメッセージは、ニック・オリヴェリによるもので、このアルバムには間に合わなかったが、今後メンバーとして参加することになるぞという挨拶みたいな演出になっている。アルバムの随所で聴こえてくる様々なSEと合わせ、これもまたQOTSAらしい手法と言えるだろう。

 アナログ盤は、それまでに発表してきたEPと同じ〈Man's Ruin Records〉からのリリースとなったが、CDはストーン・ゴッサード(パール・ジャム)のレーベル=〈Loosegroove Records〉から発売された。ストーンのプロジェクトであるブラッドを始め、90年代にはユニークなバンドの作品を出し続けていた〈Loosegroove Records〉は、いったん2000年に停止するものの、2020年になって再興。近年では、やはりストーンのプロジェクトであるペインテッド・シールドの作品や、スーパー・セッション・ドラマーとして知られるジョッシュ・フリーズの趣味的なソロ・アルバムなどをリリースしている。
 最初に書いた通り、2011年に行なわれた本作のリイシューでは、〈Loosegroove Records〉から出たCDをベースに、初期EPから3曲を追加収録していたが、今度の再発ではそれら追加要素はオミットされ、マスターも元に戻しているそうだ。まさに「オリジナル完全復刻」が成されたと言っていいだろう。あらためて、この形で向き合ってみても、ジョシュ・ホーミという偉大なソングライター/ミュージシャンが、本格的にその才能を輝かせた瞬間が見事に捉えられた傑作だと実感させられる。ご承知の通り、この後QOTSAはメジャー・デビューを果たし、ニック・オリヴェリ、マーク・ラネガン、トロイ・ヴァン・リューウェン、デイヴ・グロール、アラン・ヨハネス、ナターシャ・シュナイダー、ジョーイ・カスティーヨ、ディーン・フェルティータ、マイケル・シューマン、そしてジョン・セオドアといった強力な面々の参加を得て数多くの名曲を生み出し続け、世界的なブレイクを果たしたわけだが、そうした栄光のキャリアを経てもなお、このファースト・アルバムを「最高傑作」と言い切る勢いで、深い思い入れを持って語るファンの数は少なくない。

 冒頭から緊張感と不思議な浮遊感をもたらすサウンドが印象的な1曲目の「Regular John」、『The Desert Sessions Volume 3: Set Coordinates for the White Dwarf!!!』にも収録されている「Avon」、ガンマ・レイ名義で「If Only Everything」として最初に発表した「If Only」という流れは、今聴いても激しく高揚させられる。「If Only」のクールなリフはストゥージズの「I Wanna Be Your Dog」風であっても、借り物とか二番煎じといった言葉をまったく寄せ付けない。
 当時は「ストーナー・ロック」というラベリングで語られがちだったが、他のストーナー系バンドとはハッキリと一線を画した豊かで鋭いセンスは、すでに存分に発揮されている。2003年の単独初来日時、初めてジョシュにインタビューしたのだが、ストーナー・ロックと呼ばれることをキッパリと拒否したうえで、ヘヴィ・メタルやハード・ロックだけでなく、ソーシャル・ディストーションとかGBHのようなパンク、さらにはバナナ・スプリッツ(『トムとジェリー』などのカートゥーン作品で知られるハンナ・バーベラ・プロダクションによるバラエティ番組)などからも影響を受けたと語っていた。

ジョシュ・ホーミ「昔から、自分が好きで聴いてたパンクにはフックがあると思ってたんだよね。でも、カイアスの頃はキャッチーなフックが見えてきたら意図的にぼかしてた。自己検閲してたんだ。当時は若くてふてくされてたから、巧くなるのを避けてて(笑)。今の俺達はそんな心境にはなくて、逆に自分達を検閲しないようにしてるよ。感じた通りにプレイするようにしてる。いいフックが出来たならわざとはずすようなことはしない。前は、これサビらしいサビになっちまったから崩そうぜって言ってたのが、今では、いいサビが出来たからこのままでいこうって言ってるんだ」

 20年近く前の発言だが、活動開始直後から現在まで保たれているQOTSAの確たる個性についての、かなり重要なポイントなのではないかと、本作を聴きながら再び考えている。ともあれ、現存する最高峰のロック・バンド=クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの原点であり、普遍的な魅力を放つアルバムが、こうして元々の形で体感できるようになり、コアなファンだけでなく、多くの新規のリスナーをも魅了するであろうことを喜びたい。この音に身を委ねながら、次は現在進行形のクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジが登場してくる日を待ち侘びようと思う。その日は、そう遠くないのではないかという気がする。

2022年10月 鈴木喜之






Queens of the Stone Age "Queens of the Stone Age"


01. Regular John

Who are you girl
Who are you boy
Bet I know what you're up to
Can I come along
Your home number's on the wall
I just had to call, had to
I'm not the only one
Who will run with a knife

Open up your eyes
Open up your room
Open up your arms

Eight six two seven eight
Two six three seven eight nine

Open up your eyes
Open up your room
Open up your arms
Open up your door
Open up your eyes
Open up your room
Open up your arms



君は誰だい ねえさん
君は誰だい にいさん
ピンときたよ あんたたちが何をするところなのか
一緒に行っていいかな
君らの番号は壁に書いてある
ただ電話すれば 電話すればいいだけ
俺ひとりじゃないよ
ナイフを持ち歩くような奴は

目を見開き
部屋を開放して
両腕を広げる

86278
263789

目を見開き
部屋を開放して
両腕を広げる
ドアを開けて
目を見開き
部屋を開放して
両腕を広げる


02. Avon

I see you go
Through a park in a haze
And I don't listen
For traffic going the same way
A simple system, yeah
I string 'em up
I cut 'em down
Dare I say

To to to to to
To to to to to
To to to to to

A perfect vision
Some simple ways to let you know
Free range humans all cooped up
Naked clone is playing lame, yeah
I string 'em up
I cut 'em down
Dare I say

To to to to to
To to to to to
To to to to to
To to to to to
To to to to to

To to to
To to to



俺には見える
君はもやがかかった公園を歩いていく
いつもと同じく通りを走る車の音も
俺は聞いちゃいない
単純な制度 そう
吊し首にする
切り落とす
あえて言わせてもらえば

トゥトゥトゥトゥトゥ
トゥトゥトゥトゥトゥ
トゥトゥトゥトゥトゥ

完璧な展望が
あれこれ単純な方法で君に知らされる
放し飼いだった人間たちは すっかり閉じ込められてる
まるっきり同じクローンとは野暮なやり方だ yeah
吊し首にする
切り落とす
あえて言わせてもらえば

トゥトゥトゥトゥトゥ
トゥトゥトゥトゥトゥ
トゥトゥトゥトゥトゥ
トゥトゥトゥトゥトゥ
トゥトゥトゥトゥトゥ

トゥトゥトゥ
トゥトゥトゥ


03. If Only

If it gets you down well then I'll take it
If it gets you up well I don't want it
It let you down so broken-hearted
If it gets you down well then I want it

If only only
If only only
If only only
If only only
We're nothing at all

So blow our mind and make it lazy
Those long, long days with no escaping
I hold the wheel to let it go
Don't want to stop, don't want to know
If it gets you down, well just don't blame me

If only only
If only only
If only only
If only only
We're nothing at all



君を落ち込ませるなら 俺がそれを引き受ける
君を強くしてくれるなら 俺はそれを欲しくない
それのせいで失望して 君はすごく傷ついた
君を落ち込ませるなら それは俺が手に入れたい

ただ ただ そうあってくれれば
ただ ただ そうあってくれれば
ただ ただ そうあってくれれば
ただ ただ そうあってくれれば
俺たちには何もない

だから圧倒されて ゆったりしよう
逃れられない 長い長い日々
それを受け流すために俺はハンドルを握る
止まりたくないし知りたくもない
それが君を落ち込ませるとしても 俺を責めないでくれ

ただ ただ そうあってくれれば
ただ ただ そうあってくれれば
ただ ただ そうあってくれれば
ただ ただ そうあってくれれば
俺たちには何もない


04. Walkin on the Sidewalks

Got some action on the other side
Loose teeth in my head
New programs are coming in
So rise and take your oath
I wish we'd get away
Drink wine and screw
I knew someone else before
Looked a lot like you

And they're gone
I'm gone
In space

I've been programmed as I said before...
Technology
Just rolling, wheezing and breathing
Eyeballs and teeth
Words are weightless here on Earth
Because they're free
You knew someone else before
Looked a lot like me

And they're gone
I'm gone
In space
And they're gone
I'm gone
In space



あちらの世界で行動を起こした
抜けそうな歯が何本もある
新しいプログラムが始まってる
だから立ち上がって 君に誓う
俺たちが脱出できればと願ってる
ワインを飲んで一発やろう
以前は他にも知り合いがいた
君によく似たのも

そしてそいつらは去った
俺も行く
宇宙へ

プログラムされているんだ 前に言ったように……
テクノロジーは
ただ前進する 苦しそうに息を吐きながら
目玉も歯も
言葉も 地球上では重さがない
なぜなら無料だから
君にだって 以前は他にも知り合いがいた
俺によく似たのも

そしてそいつらは去った
俺も行く
宇宙へ
そしてそいつらは去った
俺も行く
宇宙へ


05. You Would Know

Me just happy robot
Live on hill of beans
You and I cut from same cloth
Ripping at the seams
Cut, snip, cut

Don't forget to remember
The devil's got pills in his eyes
Look, laugh, but don't touch
Cut you down to size
Cut up, cut (shut up)
Cut up, cut

You would know

My girl's all out of focus
It ain't no big surprise
Daddy got his gun loaded
Got cross hairs in his eyes
Shut up, oh
Shut up, oh

You would know
Oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know
You would know



俺はただの幸せなロボット
無意味なもののために生きてる
君も俺も 同じ布でできた似たものどうし
縫い目ではち切れそうだ
切ろう チョキンと 切ろう

忘れずに覚えていよう
悪魔は錠剤を眼の中に入れてる
見て笑ってもいい でも触るな
君は身の程を思い知らされる
切り刻む 切る(黙れ)
切り刻む 切る

君も知っているはずだ

俺の彼女はすっかりピンボケ
それほど驚くことじゃない
父さんが銃に弾を込めた
自分の眼を標的にした
黙れ oh
黙れ oh

君も知っているはずだ
Oh oh oh oh oh oh oh oh oh oh oh oh
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ
君も知っているはずだ


06. How to Handle a Rope (A Lesson in the Lariat)

Too late to think or filter any more
A bitter pill to swallow
Maybe you're in a blanket haze of ephedrine
I'm wondering where the hell you been
So come on and right this wrong, the rope

You got it all right
You got a feeling
I'd rather open up my wrist, let it go
You got it all right
You got a feeling
Because devils and ropes around your neck
Cursing them all
And you can't hear it
Can't hear it

Ain't got a mind to deal with any more
Saboteur infiltrator and maybe more
If you're not blind and deaf
How can we pollute your head
So come on and right this wrong
The rope

And I got it all right
I got a feeling
You'd rather open up your wrist, let it go
I got it all right, yeah
I got a feeling
There's devils and ropes around my neck
I can't even know
'Cause I can't hear it
Can't hear it
Can't hear it
Can't hear it



考えようにも除外しようにも遅すぎる 今さら
飲みくだすには苦すぎる錠剤
たぶん君はエフェドリンでもうろうとしてる
今まで君はどこにいたんだろう 不思議でしかたない
だからほら この過ちを正そう ロープを直そう

君はすべて問題なくやった
君はそう思った
むしろ俺の手首を切り開く 放っておけよ
君はすべて問題なくやった
君はそう思った
首の周りの悪魔やロープのせいだ
そんなもの悪態つけば
君には聞こえない
聞こえない

応じる気にもなれない 今さら
妨害する奴 侵入する奴 もっと他にも
見えないわけでも聞こえないわけでもないなら
俺たちがどうやって君の頭を汚染できるというんだ
だからほら この過ちを正そう
ロープを直そう

俺はすべて問題なくやった
そう思った
むしろ君は自分の手首を切り開く 放っておけ
俺はすべて問題なくやった
そう思った
首の周りには悪魔やロープ
知ることさえできない
なぜなら 聞こえないから
聞こえない
聞こえない
聞こえない

訳注:エフェドリン:風邪や喘息の薬


07. Mexicola

Setting sun deals hands of gold
There's velvet eyes in Mexico
Just a fall away
And all she said was true
Speak in tongues, speak in lies
Drooling livers, born to die
It's a wonder that those guns don't point at you

Oh, oh, oh

Keep saying go on
Keep saying go on
Keep saying
You won't live forever
Keep saying go on
Keep saying go on
Keep saying
You won't live forever

Point and shoot
I know just what you mean
In a world that's full of shit and gasoline babe
One dog's dead, one's on the phone
Just leave a lung or leave it alone
It's that same old song again
I hate it 'cause it's true

Oh, oh
Ooo-ooo
Ooo-ooo



沈む太陽が授けた黄金の手
メキシコにいるビロードの瞳
ただ消えていくもの
彼女が言ったことはすべて真実
訳のわからないことを口にして 嘘を並べ
よだれを垂れ流して 死ぬために生まれるのだと
銃口を突きつけられているわけじゃないのが驚きだ

Oh oh oh

言い続ける ひたすら
言い続ける ひたすら
言い続ける
永遠に生きられはしない
言い続ける ひたすら
言い続ける ひたすら
言い続ける
永遠に生きられはしない

狙って打て
君の言いたいことはわかる
世界はでたらめとガソリンで一杯だ ベイブ
こちらでは犬が死に こちらでは電話に出る
ただ人工呼吸器を外すか そのままにしておくか
またあの懐かしいおなじみの歌だ
本当のことだから大嫌いだ

Oh oh
Ooo-ooo
Ooo-ooo


08. Hispanic Impressions

(Instrumental)


09. You Can't Quit Me Baby

It's a mistake but who knows
Followed you home
Crawled in your window
This life is a trip when you're psycho in love
And I know

Followed your friends, you were not there
Slashed and I cut
I bled in the sink
Heard what you said and you're laughing maybe
Slashed and I cut
And I do it for you
I want you to notice when I'm not around
Wherever you are

You're solid gold
I'll see you in hell
You're solid gold
I'll see you in hell
You're solid gold
I'll see you in hell
You're solid gold
I'll see you in hell



間違いだ でも誰にもわからない
家まで君の後をつけた
窓から君の家に潜りこんだ
愛に狂っているときは人生は刺激的な体験 
俺は知ってる

君の友人たちの後をつけた そこに君はいない
めった切りにした 切断した
シンクの中で血を流した
君が言ったのを聞いた たぶん笑っていた
めった切りにした 切断した
君のためにそうするんだ
君に気づいて欲しいんだ 側にいないときも
たとえどこにいようと

君は純金
きっと地獄で会える
君は純金
きっと地獄で会える
君は純金
きっと地獄で会える
君は純金
きっと地獄で会える


10. Give the Mule What He Wants

You'll want it
You'll want it Sunday
He'll eat it
He'll eat it one day
How long, long, long
Do I wait, wait?
Be the mule that you gotta be, yeah

Woah-oh, woah-oh
Woah-oh, woah-oh
Woah-oh, woah-oh

Underwater, underwater one day
Gonna sink it, make 'em think it's too late
For your love, love, love
For your love, love, love
Be the mule that you gotta be

Woah-oh, woah-oh
Woah-oh, woah-oh



君はきっと欲しがる
君はきっと欲しがる 日曜日には
彼はきっと食べる
彼はきっとそれを食べる いつかは
どのくらい長く 長く 長く
待てば 待てばいい?
頑固なラバにならなくちゃいけないんだ yeah

Woah-oh woah-oh
Woah-oh woah-oh
Woah-oh woah-oh

水面下に 水面下に いつか
沈めていく 手遅れだと思わせる
君の愛 愛 愛のために
君の愛 愛 愛のために
頑固なラバにならなくちゃいけないんだ

Woah-oh woah-oh
Woah-oh woah-oh


11. I Was a Teenage Hand Model

Cozied up to the toilet
Face stuck to the floor
I met expectations
That I was tryin' to ignore
Job had such patience
I wonder, what's that like?
One hundred thousand million (Years)
That's what you like?
So I was thinking

Naaa-a-a-a-a-a-ah!
Naaa-a-a-a-a-a-ah!
Naaa-a-a-a-a-a-ah!
Naaa-a-a-a-a-a-ah!

So these cities are sprouting
Like a spit in the eye
And this world isn't waiting
It's just passin' me by
I just peak in the window
Looking inside
The butcher's got a fork in your face and
I'm standing in line?
And I was singing

Naaa-a-a-a-a-a-ah!
Naaa-a-a-a-a-a-ah!
Naaa-a-a-a-a-a-ah!
Naaa-a-a-a-a-a-ah!



トイレにへばりついて
顔は床にくっついてた
期待には応えた
無視しようとしてたけど
仕事にはそんな忍耐が必要
不思議に思う それってどんな感じ?
一千億(年)とか
それが君の望み?
だから思っていた

いやだーーーーー!
いやだーーーーー!
いやだーーーーー!
いやだーーーーー!

そうやってこういう町はできてくる
スピット・イン・ジ・アイみたいに簡単に
この世界は待ってはくれない
ただ目の前を通り過ぎていく
ただ窓から中を
のぞきこんでいるだけ
肉屋は君の顔にフォークを突きつけた そして
俺は今 列に並んでいる?
そして 歌っていたんだ

いやだーーーーー!
いやだーーーーー!
いやだーーーーー!
いやだーーーーー!

訳注:スピット・イン・ジ・アイ:食パンの中央を丸くくりぬいて、そこに卵を入れて両面を焼く、巣ごもり卵風の料理。



対訳:板谷純(Lively Up)
*翻訳詞はアーティストより提供された歌詞をもとに翻訳しております。実際の歌唱とは異なる場合がございますので、ご了承ください。