現代の写真表現において第一線で活躍し、国際的に注目されている日本人写真家ホンマタカシが、2002年より写真活動として並行し制作されてきたドキュメンタリー映画作品の上映イベントが、YCAM(山口情報芸術センター) にて4月29日 (土) よりスタートする。上映作品は、「After 10 years」「最初にカケスがやってくる」「あなたは、あたしといて幸せですか?」「女優」「きわめてよいふうけい」「暗室」の6作品。30日 (日) には「最初にカケスがやってくる(225分バージョン)」上映時に、ホンマタカシ監督の舞台挨拶及び、音楽家の原摩利彦が本編上映に合わせて演奏を行う特別イベントが開催される。

『最初にカケスがやってくる』(225分 バージョン)
*ホンマタカシ氏による舞台挨拶あり
4月30日(日) 午後3時-
@ YCAM(山口情報芸術センター) スタジオC
詳しくは=> http://www.ycam.jp/cinema/2017/takashi-homma-new-documentary/

原摩利彦は、ポスト・クラシカルから現代アート、舞台芸術、映像の世界まで幅広い分野で活躍し、坂本龍一、ダムタイプ高谷史郎、野田秀樹らとのコラボレーションでも注目を集める京都在住の気鋭の作曲家/ピアニスト。2月3日にここ数年関わって来たインスタレーション作品や、映像・舞台のための楽曲を再構築し、アコースティックなピアノとフィールドレコーディングの日常音を融合させながら、ユニークな“自画像の中の風景”を描いたソロ・アルバム『Landscape in Portrait』を発表している。