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DRY CLEANING / ドライ・クリーニング10月21日発売最新作より新曲「Anna Calls From The Arctic」を公開!!

2022.07.27

DRY CLEANING / ドライ・クリーニング10月21日発売最新作より新曲「Anna Calls From The Arctic」を公開!!

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DRY CLEANING / ドライ・クリーニング10月21日発売最新作より新曲「Anna Calls From The Arctic」を公開!!

80〜90sのUSニューウェーヴの芳香を纏ったオルタナティヴでアートな佇まいで、デビュー・アルバムがいきなり全英チャートを4位まで駆け上がった4人組バンド、ドライ・クリーニングが10月21日に発売する最新作より、アルバム冒頭を飾る新曲「Anna Calls From The Arctic」がオフィシャル・ヴィジュアライザーとともに解禁された。



キーボード、ベース、クラリネットのジャム・セッションから発展したという「Anna Calls From The Arctic」は、フローレンス・ショウが北極圏に住んで働いている友人との電話からインスパイアされたという奇妙な会話をナレーションしており、バンドの新たなフェーズの幕開けに相応しい楽曲となっている。

2021年に絶賛されたデビュー作『New Long Leg』がリリースされる前に、すでに今回のアルバムの作曲を始めていたニック・バクストン(ドラム)、トム・ダウズ(ギター)、ルイス・メイナード(ベース)、フローレンス・ショウ(ヴォーカル)は、次の作品にはより多くの時間をかけたいとプロデューサーのジョン・パリッシュに提案していた。このアルバムを聴けば、彼らの思い切った挑戦が感じられるだろう。巧みで複雑なリフにしっかりと絡みつくボーカルに、さまざまな楽器のテクスチャーが混ざり合い、完全なまでの抽象化に乗り出す意志が感じられる。これは、完全にドライ・クリーニング独自のものであり、同世代のバンドとは一線を画す、刺激的なサウンドである。

昨年、バンドは愛する家族を何人か亡くし、そのことも『Stumpwork』に影響を与えてきた。中でもベーシストのルイス・メイナードの母親スーザンは、バンドが初期にリハーサルをしていた家の持ち主で、その場所はデビューEP『Boundary Road Snacks And Drinks』の名前の由来にもなっている。バンドがTV番組「Later With Jools Holland」に出演した日、彼女は入院中で、コロナ規制のために面会が禁じられていた。「誰も母と会うことができなかった間も、僕らが最初のレコードで成し遂げたことが、母の娯楽となり、母とのコミュニケーションの手段になったというのは、特別なことだと思う」とメイナードは言う。『New Long Leg』は彼女が亡くなる1週間前に発売されたため、スーザンはこのアルバムがチャートで4位にランクインするのを見届けることができた。「バンドの成功は、喪に服している家族全員にとって、気を紛らわす要因になった。それに、僕たちの活動にさらなる重要性を与えてくれたんだ」とメイナードは付け加える。

最新アルバム『Stumpwork』における影響の幅広さは目まぐるしく、ドライ・クリーニングを単なるポスト・パンク・バンドと見なす人々に対する決定的な反撃となっている。音楽はより大胆になり、さらなる広がりを見せており、ショウの歌詞は、喪失や離別だけでなく、人間の経験におけるあらゆる紆余曲折、単純な喜びや些細な不満をも探求している。最終的にそこから浮かび上がるのは、繊細だが主張のある楽観主義と、好奇心の大切さを教えてくれるものだ。収録曲「Kwenchy Kups」でショウが歌っているように、「状況は最悪、でもなんとかなる(Things are shit, but they’re gonna be OK)」なのだ。

なお、日本盤CDには解説および歌詞対訳が封入され、ボーナス・トラックを追加収録される。なお、限定ブラック・ヴァイナルには購入者先着特典としてシングル「Don't Press Me」とアルバム未収録曲をカップリングした特典7インチ(レッド・ヴァイナル)をプレゼント。通常アナログ盤はホワイト・ヴァイナル仕様でのリリースとなり、どちらも初回限定日本語帯付仕様となる

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