スタジオ作品としては2016年の『A Mineral Love』以来となる本作。作曲作詞はもちろん、歌唱、そしてほぼすべての楽器を自ら演奏するBibioだが、今回はマンドリンやバイオリンなどにも挑戦し、そこから生まれた民族音楽的メロディーが新たな表情を楽曲に加えている。自身が大きく影響を受けていると語る60年代、70年代スタイルのフォーク・ミュージック、とりわけイギリスやアイルランドのアシッド・フォーク、そしてアメリカ西海岸のドリーミーなハーモニーの両方をふんだんに取り入れている一方、敬愛するJ・ディラやマッドリブらがサンプリングしたディオンヌ・ワーウィックやディー・ディー・シャープといったソウルミュージックへのオマージュも垣間見ることができる。
心の内を覗くということは
明かりなしで感じるということ
誰が考えただろうか?
僕らが好きなものを自分で壊すなんて
池で水切りをするためだけに
石を探すということ
それによって道が作られ
歌詞のない歌への手掛かりとなる
彼女の髪がカールする
じめじめした夜
その香りで思い出す
生き生きとした写真のように
失ったまま生きることは
魔法に掛けられたまま生きるのと同じ
誰が考えただろうか?
僕らが我が家を地獄に変えてしまうなんて
骨を見つけて
小川に浮かべて流すということ
それによって道が選ばれ
多くの緑に繋がる手掛かりとなる
彼女の髪がカールする
じめじめした夜
その香りで思い出す
生き生きとした写真のように
彼女のウールのコートが
橙色のナトリウム灯に照らされて
その雰囲気を物語る
夜の記憶のように
スタジオ作品としては2016年の『A Mineral Love』以来となる本作。作曲作詞はもちろん、歌唱、そしてほぼすべての楽器を自ら演奏するBibioだが、今回はマンドリンやバイオリンなどにも挑戦し、そこから生まれた民族音楽的メロディーが新たな表情を楽曲に加えている。自身が大きく影響を受けていると語る60年代、70年代スタイルのフォーク・ミュージック、とりわけイギリスやアイルランドのアシッド・フォーク、そしてアメリカ西海岸のドリーミーなハーモニーの両方をふんだんに取り入れている一方、敬愛するJ・ディラやマッドリブらがサンプリングしたディオンヌ・ワーウィックやディー・ディー・シャープといったソウルミュージックへのオマージュも垣間見ることができる。
Bibioの最新作『Ribbons』は、4月12日 (金) に世界同時リリース。国内盤にはボーナストラック「Violet」が追加収録され、歌詞対訳、さらに本人によるセルフライナーノーツを含む解説書が封入される。対象店舗にて国内盤CDを購入すると、先着でオリジナル・ギターピックをプレゼント。また限定輸入盤LPは、パープル・ヴァイナル仕様となっている。