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Autechre, Juan Atkins and much much more...

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オウテカ

Juan Atkins
ホアン・アトキンス

Claude Young
クロード・ヤング

EYE (BOREDOMS)

Manathol
マナソル

And More.
2nd floor:
Manathol (Bwugung/Mille-Plateaux)

Sabi (SAAG/merck)


Date:
2010.06.04 (Fri)
OPEN/START: 22:00
Venue:
ディファ有明
www.differ.co.jp

Differ Ariake / ディファ有明

Ticket:
ADV.¥5,500 / DAY¥6,500
Available on
●BEATINK ( Online-Shop "beatkart" )
●チケットぴあ(P:101-616)
●ローソン(L:73063)
●e+(pre-order:3/1-3/7)
●レコード・ショップ:disk union(渋谷CLUB MUSIC SHOP / 新宿CLUB MUSIC SHOP / 新宿本館1F / お茶の水CLUB MUSIC SHOP / 池袋店 / 下北沢店 / 吉祥寺店 / 国立駅前店 / 町田店 / 淵野辺店 / 千葉店 / 柏店 / 北浦和店)、GAN-BAN、HMV渋谷店、TECHNIQUE、TOWER RECORDS新宿店、TOWER RECORDS渋谷店、TOWER RECORDS秋葉原店
Attention:
20歳未満の方はご入場出来ません/入場時に写真付身分証の提示をお願いします。
YOU MUST BE 20 AND OVER / PHOTO ID REQUIRED



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オウテカ、来日直前インタビュー第2弾が到着!


オウテカの過激な進歩主義をあらためて世に知らしめることになった(そしてそれは結果的に広く受け入れられた)『Oversteps』から間髪を置かず、新作『Move Of Ten』がリリースされる。その性急なリリースペースにも驚かされるが、それ以上に驚くべきは『Move Of Ten』で鳴らされているサウンドだ。『Oversteps』で切り開いたシンプリシティの追求、ビートの解放から一転して、ここでは誰もが体を揺らすことのできるフロアライクなビートが刻まれている。『Oversteps』以前の、いわゆるステレオタイプなオウテカのイメージ(とは何であるか?)に近いサウンドとも言えるし、一方で、明らかに『Oversteps』がなければ産み落とされなかった、オウテカが作り出した更なる新境地とも言える不思議なサウンドである。『Move Of Ten』はいかにして産み落とされたのだろうか。
新作について、3月に配信された12時間に及ぶDJセットについて、音楽制作のモチヴェーションについて。ロブ・ブラウンに話を聞いた。

Interview with Rob Brown / text : 南波 一海

- 前作から間を空けずリリースとなりました。なぜ早いタイミングでのリリースになったのでしょう?

「実は僕は最初反対したんだよ! もうちょっと発売日をずらした方が良いんじゃないかってね。結果<Warp>は少しだけずらしたみたい。でもそれが今アナウンスされているリリース日だからね。僕達はアルバムと同じ日に<Warp>に持っていったんだ。でも『Oversteps』とのリリース日が近いことで良いことは、皆の『Oversteps』に対しての注目を長引かせることができるということだろうね。それに『Move Of Ten』に関しては、インタビューはそんなに受けないつもりなんだ。『Oversteps』では沢山受けたから、そのあと比較的すぐにリリースされる『Move Of Ten』に関してインタビューを受け付けなかったとしても皆そんなに怒らないと思うんだよね。ハハハ」


- 制作期間はどのくらいでしょうか。いつ頃作業を始め、いつフィニッシュしましたか?『Oversteps』と重なっている時期はあるのでしょうか?

「アルバムのコンパイルが終わってから『Move Of Ten』をコンパイルしたよ。制作期間というか『Oversteps』に収録されているトラックも『Move Of Ten』に収録されているトラックも大体ここ2年くらいで作ってきたものだね。トラックによっては、2年前に作ったものもある。それらを『Oversteps』だったら『Oversteps』のコンセプトに合うようにコンパイルしていったんだ。だからコンパイルを終える一週間前に作ったトラックもあるよ。それに比べると『Move Of Ten』に関しては、『Oversteps』ほどコンセプトが縛られてはいないから、『Oversteps』よりは幅広い楽曲が収録されていると感じてもらえると思うよ」


- 極端に言うと、『Oversteps』がシンセサイザー・ミュージックだとしたら、今回の作品はリズム・ミュージックだと思います。二枚が対になって一組になっているような印象を受けました。リズムに重点が置かれているのはなぜでしょう?

「『Move Of Ten』は一般的な言葉を借りるとクラブ・トラックという感じで『Oversteps』はホーム・リスニング用だって言えるかな。もちろん、必ずしもそういった環境下で聴いて欲しいと言ってるんじゃないよ。『Quaristice』はどちらかというとクラブ仕様のトラックが多かったから、『Oversteps』とは『Move Of Ten』のように似た対比の仕方をしていると言っていいかな。でも『Oversteps』だってクラブ・チューンだって言えないことはないよ。凄くファットなトラックもあるしね」


- リズムは前作以上に鳴っていますが、全体的には前作同様、余白が残されている印象を受けます。空間を残すプロダクションにはかなり意識的なのでしょか? また、以前のように音を敷き詰めることには今は興味がない?

「意識的なところはやっぱりあるよね。今までと違うことをしようとすることには常に意識的だから。だけど、音を敷き詰めることに興味がないかと言われれば、そんなことはないよ。ただコンセプト的に、結果的に空間を残すプロダクションになったって言ったら良いかな。今後音が敷き詰められた作品を発表する可能性もあるしね。でもそういった質問をしてくれたっていうことは僕達にとっては嬉しいことなんだ。今までのものに比べて変化したということと同時に、自分たちが進化していると感じてもらえたってことだと思うからね。だから僕達も『Oversteps』のリアクションにはびっくりしているんだ。僕達が今まで作ってきたものとはやっぱり別なものだからさ。とても嬉しいことだけどね」


- ビートの配置の仕方が比較的オーソドックスですが、12時間のwebcastでも聴けたようなオールドスクールなテクノやヒップホップのシンプルな構造に改めて興味を持っているということなのでしょうか?

「YesでありNoでもあるね。シンプルな構造で作られているものは、ものによっては聴けば聴くほど複雑に感じられる場合があるんだ。僕が質問に答えているか分からないけど、君が言うシンプルな構造で作られているものに僕が興味を持っているのは、それに色々な面、意味があると思っているからなんだ」


- あのDJセットは、言葉では何度も語られてきたオウテカのルーツを、実際の音を聴いて体験できる良い機会だと思いました。ファンがgoogleドキュメントを使ってプレイリストを作っていくプロセス(http://spreadsheets.google.com/ccc?key=0Asm8G_iuGEMzdDV3cmJEUzFnUlE4b3dzUjhaaVRRclE&hl=nl)も非常に面白かったです。ご覧になりましたか?

「うん、あれは面白かったよ。前の質問の答えに繋がるけど、例えばMark Stewartの楽曲はシンプルな構造で作られているって言うことはできないよね。でも僕にとってはあのラジオで流したオールドスクール・ミュージックはMark Stewartの音楽と変わらないんだ。それくらい刺激的なものだったし、影響を受けたものだったんだよ。古い、忘れられた音楽の中にも今聴いてフレッシュなものは必ずあると思うし、今の音楽との類似点や繋がりを感じることができると思う。だから僕はシンプルな構造のものに興味があるっていうのとはやっぱり違っていて、そのものに深く関わることに興味があるって言ったらいいかな。オールドスクールなものをシンプルなものって言って片付けてしまうこともできるけど、過去を振り返ってそれについて考えてみたりすることは大切なことだと思うんだ。なぜなら今あるものは必ず昔のものが土台になっていて生み出されたものだと思うし、もしそれがなかったら今君が経験しているそれは存在しないかもしれないしね。歴史を勉強する理由って過去の過ちを繰り返さないようにするっていうことが一つあると思うけど、過去に既にやられてしまったことでもそれを今の時代に持ち出した時に、それが発明された時以上にすごく斬新なものとして認識される場合もよくあるからね。歴史を学問として勉強している人達にとっては当たり前のことなのかも知れないけど。僕達はそういうことをやっているからストレンジだと思われるかも知れないけど、オウテカとしては常に音楽の先端にいたいと思っているし、オールドスクールをプレイしたときのリアクションから、この方法が間違っていないことは分かっているもりだよ。あのラジオを聴いた人達が、僕達が昔のパブリック・エネミーだったりをプレイするのはなぜかと考えてもらえたら良いよね。ちょっとしたレッスンになっていたら良いな」


- コンピュータで聴くことと、実際に会場に足を運ぶこととは体験としてまるで違いますが、観客が増えるとか音楽ファンが増えるといった可能性をライヴ配信に感じますか?

「そうだね。インターネットはライヴをより遠くまで届け、体験してもらうことが可能だからね。例えばインターネット上で「オウテカの昨日のベルギーでのショウは最高だったよ」っていう誰かのコメントに対してデトロイトにいる人が「それすげえ行きたかったな」って返信したりするだろ。そういったエクスチェンジって今まではあり得ないことだったと思うんだ。それまでは紙、もしくはテレコミュニケーションしかなかったからね。もっとコミュニケーションがヴォーカル・ネイチャーだったと思うんだ。僕達が文字のメディアで幅広く交流することができるようになったのはインターネットの登場によってだよね。もちろんライヴ配信においても自分がライヴをしている時に地球の反対側の人がそれに対してコメントしてたりして、それって素晴らしいことだと思うんだ。インターネットって音楽の世界では基本的には悪とされているだろ。みんなインターネットが音楽を盗むプラットフォームになったり、アーティストを苦しめる根源になっているってね。だけど実際にはライヴ配信はどんな遠くにいる人にもそれを届けることができるから、アーティストにとっても音楽業界にとっても良い事もあると思うんだよね。まあ陰と陽だね。インターネットはショウの宣伝をするにあたっても、もの凄い力を発揮するしね」


- 『Oversteps』ではファイナライズ後にも音の微調整ができるシステムを組まれたということですが、そのシステムだと、二人の間でどこが制作の終わりだと決まるのでしょうか?

「僕達はお互いのことをとても良く分かっているんだよ。20年くらいもうずっと一緒に音楽を作っているしね。音楽にアプローチする時の僕達独自の言語みたいなものがあると言ったらいいかな。といっても何か特殊な言葉があるわけじゃないけどね。何かを判断する時、何が自分達にとって正しくて何が間違っているか、明確すぎて言葉を交わさなくても分かることもしょっちゅうあるよ。でも基本的に僕らは結構違うから目指すところが一緒だったとしても、アプローチの仕方が異なっていたりして、結果として得るものが違ってたりということはあるよ。今でもお互いトライ・アンド・エラーを繰り返してコミュニケーションしているよ。誰でもそうするようにね。僕らの場合はお互いにアイディアを出し合って音楽を作るけど、その方法は僕らにとても良く合っていると言えるね。一人が全部組み立てて突っ走って、もう一人がそれを完全にサポートする形だったら、結果的にゴミが出来上がった時の悲壮感っていったらないよね。お互いにアイディアを出し合って、説明が必要な時もあれば全く必要のない時もあるけど、このコミュニケーションの取り方は新しいアプローチに望む際にもとても有効なんだ」


- 20年近く活動されてきて、フレッシュな音楽を作るモチヴェーションを保ち続けられる秘訣はありますか? 自然と続けられるものなのでしょうか?特にエレクトロニック・ミュージックはリタイアする人が多いような印象を受けるのですが。

「さっき言ったように僕達は同じところを目指しながらも、別人だから目指している所のアプローチの方法や説明の仕方は異なっているし、お互いのアプローチにも凄く興味がある。それが、今でも僕達自身がやっていることに飽きることなく取り組めている理由だと思うよ。音楽にアプローチしていると僕は自分が20年のキャリアを持っているミュージシャンだなんて思えなくて、若手ミュージシャンのように思えるんだ。いつも試したい新しいアプローチ方法は山ほどあるし、その度に新しい発見をするからね。常にフレッシュな感覚を持っていられるんだ。それに僕達は物事を決める時やクリエイティヴな部分において決断をする際に、出来るだけ僕達のエゴをそこに反映させないようにしている。それも長く音楽に取り組み続けていることが出来る理由の一つかも知れないね」


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