Official Interview オフィシャル インタビュー


Interview Text : 片岡 れい(YES magazines)

!!!〈チック・チック・チック〉というバンドの特異な個性は、Gold Standard Laboratories、Touch and Go、そしてWARP Recordsと、彼らに魅せられ、契約を交わしてきたレーベルを列挙するだけで充分伝わるだろう。特にライヴでのダイナミズムとファンクネスは、00年代最高峰と断言してしまいたい! 自信満々に「最高傑作」と言い切るニュー・アルバムも完成間近、バンドとしてのピーク突入を予感させる!!!のフロントマンにしてダイナモ、ニック・オファーの来日直前インタヴューです。

ーWARP Recordsが20周年を迎えますが、WARPにはどんな印象を持っていますか? !!!はWARPがエレクトロ以外のインディ・ロック・バンドとも契約するきっかけとなったバンドですが。 「そう言ってもらえて光栄だよ。WARPは本当に素晴らしいレーベルだよね。オレ達みたいなバンドにも興味を持ってくれて、しかも自由に音楽活動をさせてくれるんだ。それにとにかく、WARPに所属している他のアーティストをオレはいつも尊敬しているよ。最高に興味深くて、おもしろいレーベルだよね」 ーパリ、NY、シェフィールド、ロンドンに続いて、「Warp20」の東京での開催がいよいよ目前に迫りましたが、意気込みなどあれば聞かせてください。 「何よりまずWARPの記念すべきイベントに関わることができて本当にうれしく思ってるよ。それにオレ達にとっては2年ぶりの来日になるから、日本に行くこと自体すごく楽しみなんだ。とにかく持ってるもの全てをぶつけるつもりだよ」 ー!!!のライヴには音源以上の熱狂がありますが、ライヴにはいつもどのようなスタンスで臨んでいるんですか? 「うーん、どうだろうな・・・。あまり考えないこと、かな? 頭の中であれこれ考えを巡らすよりも、無我夢中で持っているもの全てを出し切ること、だね。オレの場合、ライヴ中に何かを考えたりしてると、そっちの方に意識がいってしまって自分がアウトプットするパワーが落ちてしまうんだ。だからライヴでは、何も考えず、全てを出し切ることだけを心がけているよ」 ー「Warp20(Tokyo)」のラインナップでオススメのアクト、交流のあるバンドなどあれば、教えてください。 「みんな素晴らしいアーティストだと思うよ。中でもバトルスはNYで見たけど、ほんとかっこいいバンドだよね。その時、メンバーともいろいろしゃべったけど、すごく楽しかったよ。彼らは東京では新曲メインのセットをやるらしいね。絶対チェックするべきだよ!」

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ー前回の来日は2007年で、特にフジ・ロックでのパフォーマンスは圧巻でしたが、あの日のステージのことは覚えていますか? 「ああ、もちろん。前回の来日の時だよね。あの時はバンドを離れてしまったジョン・ピュー(※現在は自身のプロジェクト“Free Blood”で活動中)もいたっけ・・・。オレらとしてはいつも通り、全力でライヴをして、最後までやり切った!って感じだったね。それに対して、日本のオーディエンスは「あの時のライヴは最高だった」って今でも言ってくれるから、すごくうれしいよ。フジ・ロックに自分達が招待されたこともすごく光栄だったしね」 ーフジ以降の2年間はレコーディング中心だったんでしょうか? ニュー・アルバムも完成間近だそうですが。 「そう、オレは新しいアルバムに取りかかってた。この2年間は基本的にはいい感じで過ごせたって言えると思うよ、作業もスムーズだったし。まあ時間はかかったけどね。日本に行くまでには完成させて、来年の頭とかにはリリースしたいと思ってるんだ」 ーどんな作品に仕上がりそうですか? !!!の新譜を心待ちにしているファンが想像しやすいよう、過去3枚のアルバム『!!!』『Louden Up Now』『Myth Takes』を例に取りつつ、簡単に紹介してもらってもいいでしょうか? 「う〜ん、難しい質問だな。今までと同じ・・・イヤ、敢えて説明すれば、『!!!』、『Louden Up Now』、『Myth Takes』というこれまでのリリースの流れに沿ったアルバムになっていると言えるだろうね。ただ、今回のアルバムは今までで1番洗練されているアルバムだと思う。やっぱり『!!!』を出した頃に比べて、オレ達は音楽的にも人間的にも成長しているからね。このアルバムには自分達の“今”が反映されているから、オレの今のフィーリングにはピッタリの楽曲集になっているよ」 ーかなりの自信作だってことですよね? 「もちろん! 断言するよ、このアルバムが!!!の中で最高のアルバムだってね。ほら、みんなインタビューとかでよく言うだろ、「今回のアルバムが自分達の最高傑作だ」って。それだよ、それ(笑)。今まさにそう叫びたい気分なんだ!」 ー最近のステージは新曲がメインだそうですが、「Warp20(Tokyo)」でも新曲のお披露目を期待していいですか? 「もちろん新曲もやるよ。だけど新曲中心というよりはみんなが知ってる曲もたくさんやるつもりさ、今のところはね。まだちょっと考え中だよ。あ〜、やることが山積みだな(笑)」 ーでは最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。 「エレクトラグライドでは全てを出し切るよ! オレ達の感情や情熱を受け取ってもらえたら最高だね。待ちきれないよ!」

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1996年、カリフォルニア州サクラメントで結成。2004年にセカンド・アルバム『LOUDEN UP NOW』をドロップ。
その後、多数のメディアがベスト・アクトと大絶賛したフジロックフェスティバル '04、そして同年の秋に行われたエレクトラグライドにも出演し、独自のグルーヴ感を備えたディスコ・パンク・サウンドと壮絶なテンションのステージングにより、オーディエンスを熱狂の渦に叩き込んだ。
そして2006 年にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのツアー全公演にサポート・アクトとして帯同し、全世界が注目する最重要バンドへと成長、ブレイクを果たした。 2007年1月に約2 年半振りとなる待望の最新作『MYTH TAKES』をリリース、その圧倒的なエネルギーの放出量、あらゆる音楽を野蛮なまでに吸収したオリジナリティー溢れるグルーヴに磨きをかけた大傑作を引っさげ、直後の単独ジャパン・ツアーをソールド・アウトさせ、それを手土産にフジロックフェスティバルに帰還。グリーン・ステージをまたもや熱狂させた。
メンバー・チェンジを経て、現在6人編成となった新生チック・チック・チックだが、あのスタイルは健在。ライブ・パフォーマンスとは何たるかを久しぶりのエレグラで見せつける!



Releases


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Andrew Weatherall / A Pox On The Pioneers

Released : '07.05.30 !!! BRC176 (国内盤CD)



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!!! / The Moonlight EP

Released : '07.02.24 The Moonlight EP BRE25 (国内盤CD)



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!!! / Myth Takes

Released : '07.01.24 Myth Takes BRC167 (国内盤CD)


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!!! / Live! Live! Live!

Released : '04.11.20 Live! Live! Live! BRE15 (国内盤CD)


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!!! / Louden Up Now

Released : '04.06 Louden Up Now BRC95 (国内盤CD)


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