エレクトロニック・デュオ、オウテカが新しいアルバムをリリースする。『Quaristice』(クアリスティス)と呼ばれるこのアルバムは、2005年の『Untilted』(アンティルテッド)以来となるロブ・ブラウンとショーン・ブースによる通算9枚目のアルバムである。
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収録されている20曲は以下の通り。
01. Altibzz
02. The Plc
03. IO
04. Plyphon
05. Perlence
06. SonDEremawe
07. Simmm
08. Paralel Suns
09. Steels
10. Tankakern
11. Rale
12. Fol3
13. fwzE
14. 90101-5l-l
15. bnc Castl
16. Theswere
17. WNSN
18. chenc9
19. Notwo
20. Outh9X
21. nu-Nr6d *日本盤ボーナストラック
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(前略)
「頭のなかで完璧なトラックが鳴っているんだ。だけど、それを具体化するのはとても困難なんだ。なぜなら……」
かつてオウテカは言った。「それはつねに変化しているから」
たしかにその通り、彼らのアルバムやシングルはその軌跡なのだろう。オウテカは、いまだ変化するその自らの頭で鳴っている断片をアルバムというカタチで表現しているのだろう。僕は2001年に、『Confield』のライナーノートで、「オウテカは“慣らされてしまったことへの服従”に抵抗する」と記したけれど、もはや“抵抗”どころではない。オウテカはこの15年、あたかも自らの音楽性で自らを隔離=『Quaristice』するかのような栄誉ある孤独を選び、彼らの芸術性を完璧なまでに世間に認めさせたのだ。リスナーに評価されるのではなく、リスナーの耳をテストすると喩えられるところまでいったわけだ。(中略) ショーンは『Quaristice』というタイトルに意味はないと言うけれど、しかし多くの人は考えてしまうだろう。この音世界はダンスフロアからもサイケデリックからも、あるいは現代音楽からも“隔離”されていると。
「“現在”にいることが重要だと気付いたんだ」ショーンは言う。「聴き直したり、昔の音源を聴いてそれについて
考えたりはいっさいしない。だって20年前の自分がどんな人間だったかも覚えてないんだから!」
オウテカらしい、素晴らしい言葉じゃないか。
野田努 (Quaristice国内盤ライナーノーツより一部抜粋)
*2月末発刊のRemix誌202号ではAutechreのロングインタビューを掲載。こちらも是非、併読してみて下さい。
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来日公演決定!
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