夫であるオウテカのショーン・ブースと共に<WARP>を代表するアーティスト、ミラ・カリックスと現在発売中の『Warp Works & 20th Century Masters』が現代音楽界のみならずエレクトロニカ/ダンス・ミュージックシーンでも大きな話題となっているイギリスを代表する“アヴァンギャルド・コンテンポラリー・オーケストラ”、ロンドン・シンフォニエッタの中心人物デビッド・シェパードとセラ・ニコルズによるピアノのみを用いたプロジェクト、アレクザンダーズ・アネックスの世界で1000枚のみの1stアルバムが緊急発売。 レディオヘッドのサポート・アクト等をはじめ、世界中の音響シーンでも影響を持つミラ。穏やかな自然界の音を描き出したようなアブストラクトな電子音響トラックで知られる彼女が突然ピアノに恋をした。その結果がアコースティックピアノ、ミラにより加工されたピアノにマイクを入れて録った音、セラの弾いたピアノとその音をパソコンに読み込んで加工したもののみで構成された驚くべき傑作となった今作に集約されている。 クラシックで使われてる楽器の中でも最も知られてるピアノで、3人はピアノ音楽の概念を覆した。「プッシュ・ドア・トゥ・エグジット」のタイトル通り、やはり普通ではない、深く不思議な美しさに溢れた作品だ。