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Atari Teenage Riot - 60 Second Wipe Out third album / manufactured by Beat Records / licenced from Digital Hardcore Recordings ('99) CD (BRC17-1 / Japanese): 2300 yen |
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Atari Teenage Riot - 60 Second Wipe Out third album from Digital Hardcore Recordings ('99) CD (DHRCD20 / import from UK): 2389 yen 2LP (DHRLP20 / import from UK): 2205 yen |
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Atari Teenage Riot - 60 Second Wipe Out (with Live In Philadelphia CD/LP) third album from Digital Hardcore Recordings ('99) 2CD (DHRCD2021 / import from UK): 2625 yen 3LP (DHRLP2021 / import from UK): 2310 yen |
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アタリ・ティーンエイジ・ライオットのニューアルバムが遂に到着!全世界に宣戦布告を突きつけた前作「The Future Of War」から2年振りのこのサード・アルバム、プレススケジュールを見てもらえば早いが、マスコミに大激震が走るほどとにかくものすごい!アタリの最高傑作、いや今四半世紀の最高傑作!ぐさぐさと体に突き刺さってくる音は、彼等の激しすぎる攻撃性、あまりにも過激な主義主張、あくまでもパンクなアティテュード、それらがさらに研ぎ澄まされてきたことをいやが上にも聴く者に納得させる。もはや風格さえ感じてしまう音だ。今作はニルバーナの"Smells Like Teen Spirit"などをミックスしたAndy Wallaceがミックス。スケール感のある切れのいい音色で、ビーツ、ギターなどの音もよりタフになっており、前作よりも、ますます彼等の生の部分の攻撃性が感じられる。アタリのキーパーソン、アレック・エンパイア自身も「前作は世界に対するショック療法的な作品だったが、このアルバムはみんなに実際に何か行動をおこしてもらうためにつくった」と談。レイジのギタリスト、キャサリーン・ハンナとThe Arsonistsなどもアルバムに参加している。アタリの「前進しつづける」といった意気込みがびしびしと伝わってくる「ポジティブ」なアルバムだ。
アタリは97年のセカンド以来、フジ・ロック97を含め20ヶ国で500以上のライブ、ジョン・スペンサーやレイジ、ウータンクランらとのUSツアーそして自らヘッドラインをつとめるUSツアー、ビョークやジョン・スペンサーのリミックスそして数多くのアーティストとのコラボレーションなど、ほとんどノン・ストップで活動を続けてきた。また、今年夏頃にはアレック、ビョーク、ブロツキー・カルテットのコラボレーション・アルバムが完成するというドデカいニュースも飛び込んできている。そして今年のフジ・ロック出演も決定!とにかく音がなったら最後、頭が真っ白になってしまう、史上最強の覚醒サウンドが完成してしまった!
トラスト!トラスト!トラスト! (杉浦裕 Rockin On 4月号レビューから)
いや、こんなに凄まじいアルバムが届くとは思わなかった。もちろん、これまでの作品も凄まじかったけれど、それはカオスを闇雲にブチ捲けるような無秩序なものだった。けれど、今作は焦点をきっちり絞りながら、決してパンク魂は失わない、そんな考えうる限りで最もクールで最もハードなサウンドに、もう僕も心の中ではダイヴとモッシュの繰り返しよ。ホントにこいつらだけは信頼できるよ。
まず、驚くのは、圧倒的にサウンドがクリアになったこと。以前は硬質なノイズが満遍なく貫かれた作風がどこか冗漫な印象を与えていたのだが、今作ではヒップホップ的なつなぎ感覚も冴えているせいか、ハネてること、トんでること。チャックD+初期ソニックユースとも言うべきかつてないほど高い跳躍力は、中枢神経に直撃してくる。それにもまして、なにより信頼できるのは本質的にはなにも変わっていないことだ。彼等の政治性も見る人から見れば陳腐なままだろうし、ノイズは軋轢として、叫びは苛立ちとして真っ直ぐなまま届けられる狂気と享楽の饗宴。例えばビースティーズが巨大になるにつれ、ハードコアから離れていくのを「昔は良かったな」と悲しいまなざしで見つめるしかない僕としては、アタリの生傷だらけの叫びは、時代がいくら変わっても革命的だ。「少年の目をした大人」という生ぬるさではなく、餓鬼のエサであり続けている熱血、それは本当にかけがえのない勇気を与えてくれる。
叫び声は消えない (神谷弘一 Rockin On 4月号レビューから)
パンク・ロック!!ヘッドフォンして大音量で流せば勝手にコブシが天を突く、そんな即効力を持ったサウンドだ。今これを書いている2/20現在、手元にある音源は最終マスタリング前の物であり、タイトルもまだ決まっていない状態なのだが、アタリは遂に一撃必殺の決定打を作り上げたと断言してしまおう。"レヴォリューション・アクション""ノー・サクセス"と直球すぎて笑えるメッセージ、カタルシス一本の激情ビート、そんなアタリ2大要素をさらに絞り込み、ギリギリまで研ぎ澄ましたアルバムである。
いまさら直球パンクでもねーだろ、という意見も当然あるだろう。確かにギターを掻きむしるだけで直情的なエモーションが伝わった時代はとっくに終わっている。しかしそれはスリー・コード・パンクという方法論が古びただけであって、直情的なエモーションハイまでも世界中で生まれているはずだ--アタリを聴いてふつふつと沸き起こってくるのはそんな思いである。"レヴォリューション・アクション"と絶叫しなきゃ一歩も進めない人間は、いたるところで叫び声を上げているはずだ。その叫び声に肉薄するために、アレック達はブレイクビーツをかっぱらい、デジタルシークエンスをデタラメに乱射し、「考えうる限り」ムチャクチャな音空間を作り上げようとする。激情を自らのサウンドへ引き寄せる異様なまでのド根性、そうして叫び声は限りなく正確にぶち上げられた。
フィクションだからこそ限界はない (宇野維正 buzz 3月号レビューから)
校了直前、遂にアタリのピッカピカのニュー・アルバム到着!実は今月号の特集にはどうしても彼等にも登場して欲しかったんだけど、ニューヨークでの今作のレコーディングが押しに押して、結局それは叶わなかった。実際まだ現時点ではタイトルも未定で、聴くことので来た10曲以外にも何曲か加わる予定だが・・・・デストローイ!ジェノサーイド!知ったことか!即レビューだ!と、早くも取り乱し気味だが、これはホントに問答無用のアタリ決定盤。とにかくサウンドのヘヴィネス、スケール感、エフェクトの切れ味、ノイズの狂い方、シャウトのアホさ加減、全てが格段にアップしていてとんでもないことになってる。ドサクサにまぎれて昔の代表曲も再レコーディングかましてるけど、そりゃこんな強靱なサウンド手に入れたらやりたくなるわな。硬質さが単調さに結びついていたこれまでの彼等のレコードだったが、全面的にヒップホップ的なカット・ペーストが施してあってグッとしなやかにハネてる。結果として、ただのセックス・ピストルズ+パブリック・エナミーなんだけど、時代性を無視したハリボテの革命だからこそ、この音に僕らはここまで無邪気で無防備になれるんだ。
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