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Poirier / Running High

Artist:
Brian Eno

(ブライアン・イーノ)
Title:
Small Craft On A Milk Sea

(スモール・クラフト・オン・ア・ミルク・シー)
Release date:
2010.10.20 On Sale
*日本大幅先行発売
Label:
Warp Records / Beat Records
初回限定盤 デジパック仕様:
BRC-275LTD ¥2,100 (税込)
通常盤:
BRC-275 ¥2,000 (税込)
日本盤特典:
ボーナス・トラック1曲追加収録
解説 : 畠中 実 (ICC)

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Track List

  • 01.
  • Emerald and Lime
  • 02.
  • Complex Heaven
  • 03.
  • Small Craft on a Milk Sea
  • 04.
  • Flint March
  • 05.
  • Horse
  • 06.
  • 2 Forms of Anger
  • 07.
  • Bone Jump
  • 08.
  • Dust Shuffle
  • 09.
  • Paleosonic
  • 10.
  • Slow Ice, Old Moon
  • 11.
  • Lesser Heaven
  • 12.
  • Calcium Needles
  • 13.
  • Emerald and Stone
  • 14.
  • Written, Forgotten
  • 15.
  • Late Anthropocene
  • 16.
  • Invisible *Bonus Track for Japan
  • >> buy this release at beatkart


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Brian Eno Artist Page beatink.com
Brian Eno
Artist Page

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Brian Eno - Horse (taken from Small Craft On A Milk Sea) by Warp Records
Brian Eno - Emerald and Stone (taken from Small Craft On A Milk Sea) by Warp Records
Brian Eno - 2 Forms Of Anger (taken from Small Craft On A Milk Sea) by Warp Records

「音のみで作られた映画 "sound-only movies" である。」 ブライアン・イーノ
集大成なのか変化なのか。新たな概念、コンセプトの提唱への一歩なのか。
いずれにせよ、ブライアン・イーノ自身が「真に革新的なレーベル」と讃える<ワープ>との運命的な出会いによって誕生した、紛れもない大作である。

BRIAN ENO / SMALL CRAFT ON A MILK SEA

イーノは今作を「sound-only movies」、すなわち「音のみの映画」と呼んでいる。しかし、今作に限らず、これまでもイーノの作品は非常に映像的なものを喚起させるものでもあった。(中略) たとえば、リュック・フェラーリやミュージック・コンクレート、アコースマティックの作曲家たちが言う「耳のための映画」は、具体音や意味的な音と象徴的な人工音を用いて、ひとつの完結した世界を音によって作り上げるものだが、イーノのそれは音楽が絵画や映画と同等の喚起力を持つという以上に、リスナーの想像の余地を残し、それを補完することでさまざまにイメージされる映画的情景によって音楽をより深く印象づけるものだろう。そして、そうした創造性をリスナーに発揮させるようにうながすもの、それが「sound-only movies」なのだ。(以上、解説より一部抜粋)

Description

70年代初頭、私は他のあらゆる種類のレコードよりも、映画のサウンドトラックを好んでいた。私を惹き付けたのは、その官能性と未完成性だ。映像が欠けているために、リスナーを誘い、聴く者の心の中で映画を完成させようとする。もしその映画を見たことがなければ、その音楽は刺激的なものとして残る。まるで、部屋に入ったときに、立ち去ったばかりの誰かの香水の匂いがまだ残っているかのように。ニーノ・ロータが手掛けたフェリーニ映画のサウンドトラックを、私はその映画自体を観る前からよく聴いていたが、頭の中でまるまる一つの映画を思い浮かべることができた。フェリーニの実際の映画とはかけ離れている場合が多かったが、ある種未完成の状態で残るその音楽が、とりわけ創造的な方法で、リスナーを魅了するというアイディアを私に与えてくれたのだ。

この作品に収録された楽曲は、私と、レオ・アブラハムス、そしてジョン・ホプキンスが、これまで不定期に行ってきたコラボレーションの中から生まれている。彼ら二人は才能溢れる若き演奏家/作曲家で、私と同様、エレクトロニカの可能性と自由(という概念)に密接に関わっている。ここ数年の間に、私たちは数回に渡って共に作業をし、昨今音楽家が利用できるようになった巨大な音楽の新しい領域を追求することを楽しんだ。このアルバムに収録された楽曲のほとんどは、クラシックな意味合いの“コンポジション(作曲)”ではなく、インプロヴィゼーション(即興)から生まれている。それらの即興は、曲としてではなく、むしろ風景として、ある特定の場所から抱く感覚として、あるいはある特定の出来事が示唆する提案として完成させようと試みられている。ある意味、故意的に“パーソナリティ”が欠如していると言える。歌い手は存在せず、語り手も存在せず、聴く者が何を感じるべきかを指し示す案内人も存在しない。もしこれらの楽曲が映像のために使われたなら、その映像は映画として完成するだろう。これらは、無声映画の鏡像、つまり音のみで作られた映画“sound-only movies”なのである。

長きに渡って真の革新的音楽レーベルであり続けている<WARP>から、この新しい音源をリリースすることになり、私はとても嬉しく思っている。私が何年もの間、聴き続け、賞賛してきた作品を生み出してきた多くのアーティストたちの仲間に加われることも嬉しく感じている。実りのある関係を築くことが楽しみだ。
Brian Eno (September, 2010)

Leo Abrahams(レオ・アブラハムス)
私はジョン・ホプキンスと共に10代の頃から学校で即興音楽を演奏してきた。彼のスタイルは、最初から独特で、彼の世界に入っていくのが本当に好きだったんだ。

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高度な技術や物語を作り出すことに夢中になることはなかったよ。ピュアなサウンドを追い求めていた。僕が最初にブライアンと制作を始めたのは2001年の『Drawn From Live』プロジェクトを始めたのがきっかけで、そこには即興の要素があった。ジョンとの経験が、僕に準備をさせてくれていたと感じたよ。
『Small Craft On A Milk Sea』に収められたほとんどの曲は、即興がベースになっている。しかしながら、そのほとんどは大幅にエディットされている。純粋さと喜びの感覚が存在し、制作の間もそれらはずっと存在していた。私にとって、ブライアンとの音楽制作の経験を一言で表すなら、解放だ。

Jon Hopkins(ジョン・ホプキンス)
私には、これらの楽曲が、ある場所の感覚や神秘、そして異質さが備わっているように感じる。またそれらは、私達それぞれのどのスタイルとも似つかない、まったく新しい存在なんだ。

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"リード・パート”が支配する典型的な即興のスタイルではなく、むしろサウンドとテクスチャを合成したバックグラウンドを一緒に築いていきたかった。それが基本的にはスタート・ポイントになっているんだ。バックグラウンドとなる風景が築き上げられてから、ブライアンがよりリズミックだったり、メロディックなテリトリーに導いてくれた。
よりメロディックな楽曲の中には、ブライアンがレオと私にランダムなコードをいろいろ作るように言って、それを彼がホワイトボードに小節の数を意味する数字と一緒に書いていき、ブライアンがランダムに指差して、私達がそのコードを弾く、というように始めたものもある。僕らもそれらがどのようにリンクしていくのかわからなかった。それからレオと私がその小節数分に合わせて他のパーツを書き込んでいったんだ。
典型的な作曲法を避けるという方法は、スタンダードなコード構成ではなく、プロセスの中で生まれるランダムネスの真の要素に導いてくれる。それが本作全体のミステリアスな感覚に貢献していると思う。


Brian Eno plays computers
Jon Hopkins plays piano, keyboards and electronics
Leo Abrahams plays guitar, laptop and guitaret

With
Jez Wiles - Percussion on tracks 4, 5, 6 and 8
Recording Supervisor and sonic archivist: Pete Chilvers
Mastered at Soundmasters by Kevin Metcalfe

All compositions Brian Eno, Leo Abrahams and Jon Hopkins

Ography* - Nick Robertson Design - Wordsalad
* Typ, Lith, Phot,

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Profile

Brian ENo ブライアン・イーノは、ソロ作品として2005年に『Another Day On Earth』をリリースした以降も、音楽やそれ以外の面でも継続的に活動を続け、常によりワイドなカルチャーの領域へとアプローチの幅を広げてきた。
2006年後半、PCアプリケーション作品としてリリースされた、生成的音楽映像インスタレーション・プロジェクト『77 Million Paintings』をリリース。本作品は、リスナー(そしてビューワー)に、ほぼ永続的に展開するスライド・ビデオと、自動的にアルゴリズムを生成する音楽を体験させるものだ。『77 Million Paintings』では、二人として同じ体験をする者はいない。
『77 Million Paintings』は後にライヴ・パフォーマンスとなり、とりわけ、ルミナス・フェスティバルの一部として披露された、シドニー・オペラ・ハウスに投影されたマルチメディア・プロジェクションは広く知られている。このフェスティバルはイーノ自身がキュレートしたもので、クライマックスとなった6時間にも及ぶ即興パフォーマンス“Pure Scenius"では、ネックス、アンダーワールドのカール・ハイド、そして『Small Craft On A Milk Sea』のコラボレーターでもあるアブラハムとホプキンスも参加している。
アートとテクノロジーの垣根はさらに低くなり、生成メディアに感じる魅力に後押しされる形で、2009年には、大きな人気を集めた革新的なiPhone用アプリケーション、Bloomを開発した。過去にも、イーノとコラボレーションをしてきたピーター・シルヴァースによって開発された本プログラムは、ユーザーがこの魅力的なインターフェイスを使って、連続して再生される音色のポエムを、音楽としても、ビジュアルとしても操ることができ、その音楽面に関してもイーノ自身が愛して止まないアンビエント作品に通じている。Bloomから始まったモバイル・アプリのプラットフォームは、Trope、そしてAirへと継承されている。
もちろん、音楽作品も手掛けている。2006年に、デヴィッド・バーンとのコラボレーション・アルバム『My Life in the Bush of Ghosts』が8曲の追加トラックと共に再リリースされ、2008年には、このパートナーシップからは2作品目となる『Everything That Happens Will Happen Today』がリリースされた。ビデオ・ゲーム『Spore』用のサウンド・デザインも手掛け、そして2009年には、ピーター・ジャクソンの映画『The Lovely Bones』のサウンドトラックも手掛けている。
今年に入ってからは、2010年のBrighton Festivalのキュレーターを務めている。「This is Pure Scenius」と改めて名付けられた即興パフォーマンスをシドニーの時と同じラインナップで行い、さらにトニー・アレンとエジプト80と共に行われた追加パフォーマンス、さらにイーノの『Apollo』をオーケストラで演出したパフォーマンス、そしてもちろん『77 Million Paintings』のプレゼンテーションも披露された。
そして今、この包括的なアプローチが、『Small Craft On A Milk Sea』に応用されているのだ。

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