昨年末に「Good Day Today」と「I Know」という二つの楽曲がリリースされて以降、世界中のメディアがアルバムの存在を噂していた:「恐るべきエフェクトと謎めいた歌詞:これはリンチ史上最も予想外の冒険だ」(ロサンゼルス・タイムズ紙)/「ついにリンチは音楽の世界にも功績を残した」(BBC)/「リンチから想像できるように、細かなところまですべてが心地良く異様だ」(ワシントン・ポスト紙)/「一人の天才的創造者が新しいメディアに爪先を踏み入れたサウンド」(NME)
リンチ作品の映画音楽を多く手がけてきたアンジェロ・バダラメンティ(テレビドラマ『ツイン・ピークス』)、ポーランド人ピアニスト、マレク・ゼブロウスキー(映画『インランド・エンパイア』)、さらにはスパークルホースとデンジャー・マウス(アルバム『Dark Night of the Soul』)など、これまでのキャリアを通し、様々な音楽プロジェクトでミュージシャン達と仕事をしてきたデヴィッド・リンチ。しかしながら、今作『Crazy Clown Time』では、初めてソロ・ミュージシャンとして自らにスポットライトを当てている。
4 年前、沸き立つ野望に突き動かされ、ついに音楽の道を本格的に歩み始めたデヴィッド・リンチは、自らが立ち上げた<David Lynch Music Company>の看板アーティストと呼べるほどアクティヴに音楽活動を展開している。2010年、自身のウェブサイト【www.davidlynch.com】を大幅にモデルチェンジし、<David Lynch Music Company>の音楽作品のデジタル・アーカイヴとしての機能を持たせると同時に、リンチや彼のコラボレーター達によって生み出された数々の未発表音源や音楽実験の発表の場となっている。